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『塩野七生』の名言│おすすめ本ランキングと名言集

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  1. 『塩野七生』の名言と要約がわかる。
  2. 『塩野七生』のおすすめ本がわかる。
  3. 名言をキッカケに本が読みたくなる。 

2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、『塩野七生』のおすすめ本を名言で紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。

ぼんぷ
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名言で紹介する『塩野七生』のおすすめ本ランキング

『塩野七生』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。

塩野七生『ローマ人の物語』 が読みたくなる名言

塩野七生『ローマ人の物語』が読みたくなる名言100選
『ローマ人の物語』の名言と要約がわかる。 『ローマ人の物語』が読むべきかわかる。 名言をキッカケに本が読みたくなる。  2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。 この記事は、塩野七生の本、 ...

「現実主義」というのは

自分の考えていることは、
もしかしたら半分しか正しくないかもしれない
というような疑いを、
常に持つのが「現実主義者」です。
自分は絶対的に正しいと思い出したら、
それは宗教なのね。
「現実主義」というのは、
現実と折り合って適度に行くというんではなくて、
むしろ現実と闘うことなんですよ。
闘うとは、自分の側が
もしかしたら間違っているかもしれない
という疑いを常に抱くことです。

優れたリーダーとは

優れたリーダーとは、優秀な才能によって
人々を率いていくだけの人間ではない。
率いられていく人々に、自分たちがいなくては、
と思わせることに成功した人でもある。
持続する人間関係は、必ず相互関係である。
一方的関係では、持続は望めない。

恋愛が介在することで左右できるほど

恋愛が介在することで左右できるほど、
国際政治は甘くない。

また、カエサル自体が、
愛しはしても溺れない性格だった。

ただし、クレオパトラのほうがそれを、
自分の魅力のためであった
と思いこんだとしても無理はなかった。

女とは、理によったのではなく、
自分の女としての魅力によったと
信じるほうを好む人種なのである。

それに、女にそのように思いこませるなど、
カエサルならば朝飯前であったろう。

塩野七生『ローマから日本が見える』 が読みたくなる名言12選

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歴史って人間です。

なぜなら、歴史って人間です。
だから、『歴史が苦手』なんて言うと、
『人間が苦手』と告白していることになりますよ

みずからの失敗を認めたときにも 改革を行う勇気を失わなかったところです。

私がローマ人に興味を抱くのは、
彼らが人間性に対する幻想を抱かず、
ということは、

自分自身に対する幻想を抱くことなく
行動していたからなのです。

ローマ人もまた人間である以上、
失敗しないわけではない。

いやローマ史を知れば知るほど、
その歴史は失敗と
挫折の連続であったとさえ言えます。

ただ、彼らが同時代の他の民族と違ったのは、
みずからの失敗を認めたときにも
改革を行う勇気を失わなかったところです。

誰もが賛成する改革など、

誰もが賛成する改革など、
いつの時代にもありえないのです。

勝者はけっして最初から勝者であったのではない。

勝者はけっして
最初から勝者であったのではない。

無数の敗北や失敗を乗り越えてきたからこそ、
彼らは勝ち残れたのであり、
だからローマの歴史は
混迷する現代日本に暮らす私たちにも

無数の教訓やヒントを
与えてくれるのだと思うのです。

軍隊とは結局のところ、

軍隊とは結局のところ、
その国の国民の心情を反映させたものでしかない。
どの国もそのレベル以上の軍隊は持てない。
これが現実です。

想いならば込められる大義名分がなければ

人間とはしばしば、
正しいのか誤りかは別にしても、

想いならば込められる大義名分がなければ、
大きな行動などは起こせないものなのです。

天才とは

天才とは
「無から有を産み出すことができる人物」

と思われがちですが、実際は違います。
昔から目の前にありながら、
誰も注目しなかったことに注目し、

かつそれを活用できるのが
本当の天才というものです

「自分らしさ」を捨てた改革は

「自分らしさ」を捨てた改革は無意味である

メンバーの入れ替わりがなくなれば、

メンバーの入れ替わりがなくなれば、
その集団は必然的に内向きになる。
そして、それはメンバー
相互の利益を守ることを優先する

「利益集団」化へとつながっていく。

内向きのメンタリティと、

内向きのメンタリティと、
強烈な自負心が複合してしまえば、
そこに生まれるのは
現状維持の発想でしかありません。

後世は、このような現象を
「動脈硬化現象」と呼ぶことになる。

真の改革とは結局のところ

ともすれば改革とは
古い殻を脱ぎ捨てて、

新しい制度を起こすことだと思われがちです。
しかし、真の改革とは結局のところ、
リストラクチャリング、
つまり再構築をすることであり、

カエサルが行おうとしたのも、
それに他なりませんでした。

どんな民族であろうと、
どんな組織であろうと、

自分たちの体質にまったくないものを
外部から持ってきて移植してうまくいくはずはない。
たとえ一時は劇的な成功を収めたとしても、
土壌に合わない改革では
定着はまずもってむずかしい。

したがって、改革とはまず
自分たちが持っている資質や特質の、

どれを生かし、
どれを捨てて組み合わせていくか

という再構築の形を取るしかないのです。

ともすれば改革とは

ともすれば改革とは、
古きを否定し、
新しきを打ち立てることだ

と思われがちですが、けっしてそうではない。
成功した改革とは、
自分たちの現在の姿を見つめ直し、

その中で有効なものを取り出していき、
それが最大限の効果を上げるよう
再構築していく作業なのではないか。

ローマの歴史を見ていると、
そう思わざるをえないのです。

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塩野七生『日本人へ リーダー篇』の名言集

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危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。

危機の時代は、指導者が頻繁に変わる。
首をすげ代えれば、危機も打開できるかと、
人々は夢見るのであろうか。

だがこれは、夢であって現実ではない。

決断を下すのも孤独だが、

自己反省は、絶対に一人で成されねばならない。
決断を下すのも孤独だが、
反省もまた孤独な行為なのである。

いかなる民族も自らの資質に合わないことを

歴史に親しむ日常の中で
私が学んだ最大のことは、

いかなる民族も自らの資質に合わないことを
無理してやって成功できた例はない、
という事であった。

塩野七生『日本人へ 国家と歴史篇』の名言

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亡国の悲劇とは

亡国の悲劇とは、
人材が欠乏するから起こるのではなく、
人材はいてもそれを使いこなすメカニズムが
機能しなくなるから起こるのだ。

民主主義政体下の有権者とは

民主主義政体下の有権者とは、
「何をやったか」で支持するのではなく、

「何かやってくれそう」
という想いで支持を寄せるのである。

業績から判断して投票するのではなく、
期待感で票を投じる人々なのだ。

業績によって評価を下すのは、
政治的センスを持ったごく少数の有権者か、
それとも歴史家か、
でなければ
歴史家的なセンスを兼ねそなえている
新聞記者だけと考えたほうがよい。

塩野七生『ローマ人への20の質問』 が読みたくなる名言

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一、富の分配とは、
  所詮は税制の問題であること。
二、人間とは、重税か否かにかかわらず、
  税金そのものが嫌いであること。
  ゆえに、相対的には低率でも、
  税金ならば何でも重税感を
  いだくのが現実である以上、
  史料にある重税という記述も、
  当時の状況の検証なしには
  信じてはならないこと。
三、人間とは、定期的よりも
  不定期的に課される税金のほうを、
  重税と感じてしまうこと。
  ゆえに税制は、
  定期税方式であるほうが望ましい。
四、徴税費用を低くおさえるためにも、
  また徴税担当者の恣意が
  働く余地を少なくするためにも、
  税制度は単純明快であるべきこと。
五、ローマ帝国は、大別すれば
  次の三要素から成り立っていた事実。

感謝と関連記事の紹介

読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。

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ぼんぷ
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紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。

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