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河野裕『階段島シリーズ』の名言集「我慢の対義語が諦めだよ」

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  1. 『階段島シリーズ』の名言・名セリフがわかる。
  2. 『階段島シリーズ』の魅力がわかる。
  3. 名言をキッカケに小説が読みたくなる。

2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、河野裕の小説
『階段島シリーズ』が読みたくなる名言を紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。

ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。

ぼんぷ
ぼんぷ

サイドバー下に目次があるのでご利用ください

  1. 河野裕『階段島シリーズ』が読みたくなる名言集・名台詞
    1. いなくなれ、群青
      1. 僕の日常は、そんな風でよかった。
      2. あらゆる言葉は、誰かを傷つける可能性を持っている。
      3. 「我慢の同義語は諦めだ」
      4. 彼女の主張は多くの場合において正論なのだ。
      5. 変身もできない、必殺技も使えないヒーローが
      6. 人間は本質的に自由を求めているわけじゃない。
      7. なにもかも諦めていれば、
      8. 不思議系女子が現れたら、
      9. 君はちょっと極端なんだ。
      10. 人は幸せを求める権利を持っているのと同じように、
    2. その白さえ嘘だとしても
      1. あんまり、常識っていう言葉に納得したことはないよ。
      2. これだから現実は嫌いだ。
      3. 世の中で起こることは、
    3. 汚れた赤を恋と呼ぶんだ
    4. 凶器は壊れた黒の叫び
      1. 人はそれを努力と呼ぶはずだ。
      2. 優しさにはたったひとつだけ問題がある。
      3. 一歩目は鈍感でいい。 
      4. 他人の人生を勝手に切り取って、
      5. もし本心じゃなくても、
      6. ルールが神さまであってはならない。
      7. よりよい答えを得るためには、
      8. 叶っても、不幸なの。
      9. 夢と幸福が矛盾したとき、
      10. 僕は幸せになりたいわけじゃない。
      11. 私も大好きだよ。
      12. だから、いいんだよ。
    5. 夜空の呪いに色はない
      1. 私が苦手なのは、人間ではなく
      2. 未来を創る義務を負う覚悟を決めたのが、
      3. なんでも、悩んでいたいよ。
      4. なんにもできないことを、
      5. 世の中には不可能ばかりがあふれているのは、
      6. これは悩むべきことじゃない。 解決を目指せないのだから。
      7. 信じるって、奇麗に聞こえる言葉ですよね。
      8. ら多数決で探しているのは正解じゃなくて、
      9. 大勢の人が、とりあえず年齢で納得できるんだよ。
    6. きみの世界に、青が鳴る
      1. 幸福というのは周囲の状況ではなく、
      2. 理想を想像しない現実主義なんてものは
      3. それは本当は、偽物なのかもしれない。
      4. 悩み抜いて出した答えを、
      5. この世界のどこにも、矛盾なんてないんだよ。
      6. 私ひとりでみつけられるものよりも、
      7. 私の絶望を作るなんて、簡単だよ。
      8. 世界がみんなきみみたいなら、
      9. 私はきっと、きみとの思い出だけで、
  2. 感謝と関連記事の紹介
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河野裕『階段島シリーズ』が読みたくなる名言集・名台詞

いなくなれ、群青

僕の日常は、そんな風でよかった。

僕の日常は、そんな風でよかった。
なにもかも全部終わってしまって、
エピローグの翌日から始まるような。

あらゆる言葉は、誰かを傷つける可能性を持っている。

あらゆる言葉は、誰かを傷つける可能性を持っている。
明るい言葉でも愛に満ちた言葉でも、
どんな時でも間違いのない言葉なんてないよ

「我慢の同義語は諦めだ」

「我慢の同義語は諦めだ」
「我慢の対義語が諦めだよ」

彼女の主張は多くの場合において正論なのだ。

彼女の主張は多くの場合において正論なのだ。
現実味はないけれど正しいことを言うから、
簡単には反論できない。

変身もできない、必殺技も使えないヒーローが

変身もできない、必殺技も使えないヒーローが、
それでも正義の心を忘れられなかったならきっと、
悲惨な結末しか訪れないだろう。

人間は本質的に自由を求めているわけじゃない。

人間は本質的に自由を求めているわけじゃない。
不自由の中に、
息継ぎみたいに自由が混じるからいいんだ

なにもかも諦めていれば、

なにもかも諦めていれば、
なにも期待しなければ、

なんだってできる。

不思議系女子が現れたら、

不思議系女子が現れたら、
とりあえず振り回されとくのが常識だろ

君はちょっと極端なんだ。

君はちょっと極端なんだ。
正しいことの正しさを信じ過ぎている。
他の人はもっと、正しいことが
それほどは正しくないんじゃないかと疑っている

人は幸せを求める権利を持っているのと同じように、

人は幸せを求める権利を持っているのと同じように、
不幸を受け入れる権利だって持っているんだよ

その白さえ嘘だとしても

その白さえ嘘だとしても (新潮文庫nex)

あんまり、常識っていう言葉に納得したことはないよ。

あんまり、常識っていう言葉に納得したことはないよ。
わかりやすくリストになってるわけでもないし

これだから現実は嫌いだ。

これだから現実は嫌いだ。
努力が正当に評価されない。

世の中で起こることは、

ルールは守らないといけないと、私も思う。本来なら。
でもどうしようもない事情があればやっぱり、
例外も認められるべきだよ。
世の中で起こることは、
みんなルールブックに書いてしまえるほど単純じゃないから

汚れた赤を恋と呼ぶんだ

私、本当の自分みたいな言い回しって、嫌いなの。
じゃあ一体、どこに偽物の自分がいるっていうんだろ

凶器は壊れた黒の叫び

凶器は壊れた黒の叫び(新潮文庫nex) 階段島

人はそれを努力と呼ぶはずだ。

もし不必要な自分を、自覚的に、
能動的に捨てられたなら、

人はそれを努力と呼ぶはずだ。
途中で魔女の力を借りたていたとしても、
僕にはそれを否定できない。

優しさにはたったひとつだけ問題がある。

優しさにはたったひとつだけ問題がある。
それは一歩目を踏み出さないことだ。
だって優しい人は、
誰かを傷つけることを怖れているから。

一歩目は鈍感でいい。 

泣いている人がいたなら、
まず味方になるべきなのだ。

そこから始めるべきなのだ。
一歩目は鈍感でいい。

他人の人生を勝手に切り取って、

他人の人生を勝手に切り取って、
本来よりも手前にゴールを置いてしまうのは、
未来を奪うのと同じだよ

もし本心じゃなくても、

もし本心じゃなくても、
優しいことを喋れるのは、
優しい視点を持ってるからだよ

ルールが神さまであってはならない。

ルールが神さまであってはならない。
だってルールは、ルール自体の正しさを保証しない。

よりよい答えを得るためには、

よりよい答えを得るためには、
対立する意見はぶつかり合うべきだ。

ぶつかって生まれる問題よりも、
無理にぶつからないように縛りつけて生まれる問題の方が危険だ。

叶っても、不幸なの。

叶っても、不幸なの。
夢と幸福は同じものではないから

夢と幸福が矛盾したとき、

夢と幸福が矛盾したとき、
どちらを追いかけるべきなの?

私は、幸福だと思います。
夢というのは、幸せを手に入れるための方法の
ひとつでしかないんだと思います

僕は幸せになりたいわけじゃない。

僕は幸せになりたいわけじゃない。
でも不幸にはなりたくない。
本当に大切な夢を諦めるのは不幸だ。
幸せになれたとしても、不幸だ

私も大好きだよ。

私も大好きだよ。
大切なものに順番をつけたくないけれど、
無理につけるなら、やっぱりきみが最初なんだと思う

だから、いいんだよ。

だから、いいんだよ。
順番に、合わない意見を確認していくんだよ。
互いに相手の問題をみつけて、丁寧に話し合えば、
とても良い答えがみつかるかもしれないよ

夜空の呪いに色はない

夜空の呪いに色はない (新潮文庫nex)

私が苦手なのは、人間ではなく

私が苦手なのは、人間ではなく人間関係です

未来を創る義務を負う覚悟を決めたのが、

未来を創る義務を負う覚悟を決めたのが、
正しい意味での大人です

なんでも、悩んでいたいよ。

なんでも、悩んでいたいよ。
本当はなんにもできなくても、
できることを探していたいよ。

どこかでこれでいいって決めたら、
それで満足しちゃいそうだから

なんにもできないことを、

なんにもできないことを、
証明する方法をまだ知らないから。

そんなに頭がいいわけじゃないんだから、
わからないことまで、わかった気になりたくないんだ

世の中には不可能ばかりがあふれているのは、

世の中には不可能ばかりがあふれているのは、
ある意味では救いなのだろう。
願っても祈っても届かないから、
愚痴をこぼして諦められる。

これは悩むべきことじゃない。 解決を目指せないのだから。

これは悩むべきことじゃない。
解決を目指せないのだから。
問題とさえ呼べないのだから。
もっと意味のあることを考えるべきだ。

信じるって、奇麗に聞こえる言葉ですよね。

信じるって、奇麗に聞こえる言葉ですよね。
そう言っておけば、傍観していても
許されるような気持ちになりますよね

ら多数決で探しているのは正解じゃなくて、

考え方で価値が正反対になるような問題でしか、
多数決なんて発想は生まれない。
だから多数決で探しているのは正解じゃなくて、
言い訳なんだよ

大勢の人が、とりあえず年齢で納得できるんだよ。

大勢の人が、とりあえず年齢で納得できるんだよ。
難しい判断を引き受ける理由は、
年長者だからってことで、
誤魔化してしまえるんだよ

きみの世界に、青が鳴る

幸福というのは周囲の状況ではなく、きみの世界に、青が鳴る(新潮文庫nex) 階段島

幸福というのは周囲の状況ではなく、

幸福というのは周囲の状況ではなく、
自分自身の変化の過程なのだ。

理想を想像しない現実主義なんてものは

理想を想像しない現実主義なんてものは、
自殺志願者みたいなものだ

それは本当は、偽物なのかもしれない。

それは本当は、偽物なのかもしれない。
目覚めるたびに消えてしまう、夢のようなものなのかもしれない。
だとしても、優しい夢は無価値じゃない。

悩み抜いて出した答えを、

悩み抜いて出した答えを、
これが正しいんだって言い張るのが、
きっと大人の役割なんでしょう

この世界のどこにも、矛盾なんてないんだよ。

この世界のどこにも、矛盾なんてないんだよ。
矛盾にみえるものならあるけれど、
それはどこかで間違っている

私ひとりでみつけられるものよりも、

私ひとりでみつけられるものよりも、
きみとふたりでみつけたものの方に、
価値があるに決まってる。
だから、無敵だよ

私の絶望を作るなんて、簡単だよ。

私の絶望を作るなんて、簡単だよ。
魔法もいらない。なんにもいらない。
ただきみがいなくなればよかったんだ

世界がみんなきみみたいなら、

世界がみんなきみみたいなら、
私はきみになりたかったよ

私はきっと、きみとの思い出だけで、

私はきっと、きみとの思い出だけで、
どこまでだっていけるよ。

きみがこの世界のどこかにいるだけで、
なんにも捨てずに進める

感謝と関連記事の紹介

読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。

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ぼんぷ
ぼんぷ

紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。

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