『湊かなえ』の名言│おすすめ作品ランキングと名言集(夜行観覧車など)

家を建てるのは
子どもを授かるのと同じことだ。
建てたからといって、
終わりではない。
愛情を持って接し、
必要に応じて
メンテナンスを施し、
大切に住んでいくことによって、
本当のわが家になるのだ。

自分の才能を
自分のために使うということは、
所詮、自分のキャパシティを
超えられないということだ。

自分が不器用だという人の大半は、
気が利かないだけなんじゃないかな。

才能とは天からの贈り物ではなく、
期間限定で貸し出されるものだ

だれと出会うために、
何をするために、
などとなやんだり、
色々な方法を
ためしてみたりしながら、
人生は自分自身で
切りひらいていくものです。
なのに、
先の事が分かってしまったら、
だれかに決められた人生を
歩んでいるだけなのだと
思いこんでしまったら、
努力をしない人間に
なってしまうかもしれません。
もしくは、わざと
反発しようとするかもしれません。

人は誰でも一つだけなら
物語を書くことができる。
自分自身の話だ。

何で、多くの人から
認められたいなんて
思うんだろうな。
他人の評価がほしくて
作品に向き合ってるうちは、
多くの人どころか自分自身ですら
心底満足できるものが作れない
ってことにどうして気が付かないんだろう。

どんな時でも、
行動と思いが伴っているわけじゃない。
自分の行動が
ベストじゃないなんてことは、
ほとんどの人が自覚してる。
だけど、そうすることによって
成り立つ世界もある。
気付いていないことは指摘すれば
改善されることもある。だけど、
自覚していることを指摘されても、
何も変わらない。
むしろ、恥をかかされたって、
相手を意固地にさせてしまうだけ。

誰しもが、一人分の人生を
全うするだけで精一杯なのだから。

人は大なり小なり
荷物を背負っている。
ただ、その荷物は傍から見れば
降ろしてしまえばいいのにと
思うものでも、その人にとっては
大切なものだったりする。
むしろ、かけがえのないものだからこそ
降ろすことができない。
だから、模索する。それを
背負ったまま生きていく方法を。

味覚や好みなんて、
変わっていくのが
当たり前なんだからね。
人生はこれからの方が
うんと長いんだから、
いろんなものを好きになって、
自分の変化を楽しめばいい。

人間にはもともと
能力の差があることを、
誰もが認めなきゃならんのだ。
その中で
そのものなりに
努力をすればいい。
そして、
その努力は何らかの形で
認められたり、
賞賛されるべきだとも思う。

人の成功を妬んで
石を投げてくる人なんか
どこにでもいる。
でもね、そんな人たちが
投げる石なんか
かすりもしないくらい、
あんたは自分が思う以上に
高いところまで行けているの。
それでも、不安なら、
もっともっと昇ればいい。
昇れば昇るほど、
石を投げてくる人が増えるだろうけど、
投げた石はあんたには当たらない。
投げた本人にかえってくる。
ほうっておけばいんだって。

時は流れる。
流れるからこそ母への思いも変化する。
それでも愛を求めようとするのが娘であり、
自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが
母性なのではないだろうか。

子どもを産んだ女が全員、
母親になれるわけではありません。
母性なんて女なら誰にでも備わっているものじゃないし、
備わってなくても子どもは産めるんです。

わたしはこの世に
何も残せなくても、
わたしの子どもは
何か残すことになるかもしれない。
その子が残せなくても、
その子が産んだ子が
何かを残すことになるかもしれない。
でもそうなるのは、
わたしという存在があったから。
ちゃんと結婚して、子どもを産んだから。
歴史の中に点ではなく線で存在できる、
ということなのよ。
こんなに素敵で幸せなことはないでしょう。

きっかけがないまま
一生を終える人もたくさんいる。
でも、目に見えないもの
っていうのは、
共通の出来事であっても、
捉え方は違うのかもしれない。

ああ、あんたの記事の
からくりがわかったわ。
まともな人の証言は聞き流して、
おかしな人の証言だけを集めて、
それをさらにバカに受けるように
作り変えているのね。

世間の大半の人たちは、
証拠など必要ありません。

人って思いがけないところで
繋がっていて、
一度その鎖を断ち切っても、
別のところで
繋がっていたりするんですよね。

気付くのと
理解するのは
別物だもんね。

道を踏み外して、
その後更生した人よりも、
もともと道を踏み外すようなことを
しなかった人の方がえらいに決まっています。
でも残念なことに、そういう人には
日常ほとんどスポットが当てられません。