ペク・セヒ『死にたいけどトッポッキは食べたい』が読みたくなる名言集

自分自身を深く見つめてみるのはいつも苦しい。
ゴミを踏んでいるとわかっていながら、
あえて手で拾い上げて
ゴミであることを確認するような気分。

自分より優れた人に会うと萎縮し、
自分より劣った人に会うと堂々として、
どこかホッとする自分がとても嫌だ。

自分ではない自分を偽ってもバレてしまうものだ。
大したことない人間が
偉そうなふりをすることほど危ういことはない。

感情にも通路があって、
否定的な感情だからと溜め込んだり、
抑え込んだりすると、
肯定的な感情すら出てこなくなる。

今日という日が完璧な一日とまではいかなくても、
大丈夫といえる一日になると信じること。
一日中憂鬱でも、小さなことで
一度くらいは笑うことができるのが
生きることだと信じること。

今のあなたはまるで
自分の人生と過去が失敗だったみたいに思っている。
でも、子供の頃の基準からすれば、
今の自分はとても成功しているともいえるんです。

私は一人でいるのが好きです。
でも、それには条件があります。
私を愛してくれる人がいること。
私を気にかけてくれる人がいて初めて、
一人でいられるのです。

実際、恐怖感は、
「自分だけが知っている時」に
ぐんと大きくなるんです。
一人で苦しむよりも、
今のように吐き出してしまったほうが、
よっぽどいいんです

10年間、全ての自己啓発本とエッセイが
私にムチを打つのではなく
「慰め」てくれたように、
足りなくて大丈夫だし、未熟でも大丈夫。
頑張らなくても、大丈夫だ。
私は今日、うまくやれないかもしれない。
それも経験だ。大丈夫。