お笑いタレント『いとうあさこ』の名言集│おすすめ本がわかる名言

女子力。いつからだろう、コレを失ったのは。
やっぱりこの仕事ついてからかなぁ。
外見とか仕草とか。そういう部分で
女子っぽくしようとすると、
どこか気恥ずかしくなってしまう。

調味料と液体でお酒飲みだしたらおしまいよ
と言われたことがありますが、私はどうやらその
おしまいとやらの状態に
片足を突っ込みだしたかも。

そう言えば私、40歳の誕生日に体重計捨てたんだった。
愛する飲食を制限するくらいだったら生きててもつまらない!
という都合のいい理由から
体重計とさよならしたのです。
その日から体重を気にせず生きてきた。

最近記憶力の低下が著しい。
乱暴に言ってしまうともう何にも覚えてない。
お酒を飲んで翌日覚えてないのはもちろんのこと、
普段からそう。

40過ぎちゃったらなんか吹っ切れたというか。
もう年齢とかどうでもよくなって。
むしろ毎年元気に誕生日を迎えられるのはありがたいみたいな。

私の生活の中で一番大事なものは
〝食〟でございます。群を抜いて〝食〟。
何か妥協したモノを食べている時に
隕石が落ちてきて死んだら後悔する、
と言うリアリティのない架空の話を、
どこかでホントにそう思っていて。
出来うる限り〝美味しいもの〟を食べたいんです。

自分の中の〝女子〟の事になると
ビックリするくらい自信がないというか。
〝努力しないから自信が持てないんだよ〟
と反省する日もあれば、〝努力したところで、ねえ?〟
と開き直る日もあり。
要するに〝女子〟の根っこが
腐っているんです、私。

高倉健さんの〝自分、不器用ですから〟
はカッコいいけど、
私の不器用は全体的に何か物悲しい。
と言うかもう器用不器用とかじゃなくて、
単に〝衰えがとまらない〟
って感じがしてきたぞ。

お酒は今日と明日をわけてくれる。
お酒は今日を終わらせてくれる。

先日、人間ドックに行ってお腹周りをはかる時、
あ、この人お腹引っ込めてる
って思われたらイヤだなと思ったら、
逆に出しちゃって。まさかの96センチ。
看護師さんの戸惑いフェイス、忘れない。

私、かなりのアナログ人間でして。
未来っぽい、メカ的な事はてんで苦手。
今でも日記は紙に書きたいし、
本やCDも現物をちゃんと買って手にしたい。

3ヶ月ぶりの外食は大げさじゃなく
泣けてくる位の多幸感と申しますか。
お寿司屋さんに向かう道中、もう顔が笑っちゃって。
マスクなかったらだいぶやべえヤツ。
マスクはいろいろ助けてくれるなあ。

幸せって それぞれですよね。
人から見たらちっちゃい事でも本人にはおっきな幸せだったり、
逆にどう見てもでっかい幸せなのに、
そう思わない、思えない事だってある。

ここ数年、私の目標は生きるの一言。
本当に一日一日を大事にしながら50歳、
そして50代を進んで行きたいと思います。
50。その響きの潔さ、なんか好きだなぁ。