- 『窪美澄』の名言がわかる。
- 『窪美澄』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『窪美澄』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
名言で紹介する『窪美澄』のおすすめ本ランキング
『窪美澄』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
窪美澄『夜に星を放つ』 が読みたくなる名言
つらい気持ちでいるのは自分だけじゃない。
つらい気持ちでいるのは自分だけじゃない。
そう思えれば、私はこの先も
暗い闇に落ちずに生きていけるような気がした。
いくら、どんなに好きな人だからといって、
いくら、どんなに好きな人だからといって、
自分の人生で起きた大事件を話してしまうことは、
重い荷物の半分を持ってくれ、
と言ったようなものだ。
最後に、あ、でも、良い人です、
最後に、あ、でも、良い人です、
って言われる人って大概悪人だよ。
約束してくれる?
約束してくれる?
どんなにつらくても途中で生きることを
あきらめては駄目よ。
つらい思いをするのはいつも子どもだけれどね。
それでも、生きていれば、
きっといいことがある。
母さんと暮らす未来が来るかどうかはわからない。
母さんと暮らす未来が来るかどうかはわからない。
叶わない未来かもしれない。
だけど、もしその未来が来なくても大丈夫なように、
僕はもっともっと強くなりたかった。
生きていればいいこともあるから。
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窪美澄『夜空に浮かぶ欠けた月たち』 が読みたくなる名言
生きていたら誰だって、
生きていたら誰だって、
一度や二度くじけてしまう時期もあるよ。
でも、そんなのちっとも恥ずかしいことじゃない。
私なんかくじけてばっかり。
あなたは生きてるだけで、
あなたは生きてるだけで、
愛されるに値する人間なんだよ。
恋愛がうまくいかなくたって、
それはその人との相性が悪かっただけ。
それだけは忘れないでほしいの。
どんな仕事をしていても
どんな仕事をしていても
コーヒー1杯飲む余裕がないと続かないぞ。
突っ走ってばかりだと
いつかポキンと折れてしまう。
メンタルクリニックの待合室では
メンタルクリニックの待合室では、
皆、静かに本を読んだり、スマホを見たりしている。
誰もがごく普通の人に見える。
とても心が病んでいる人には見えない。
そのことが逆に怖くも感じた。
どんな人でも心を病む可能性がある、
と言われているようで。
注意散漫なのは
注意散漫なのは、どんなことにも好奇心があるから、
ルールやマニュアルが守れないのは、
創意工夫のほうが上手だから、
忘れっぽい人は、
根に持たない人、っていう証よ。
誰だって無理を重ねたら、
誰だって無理を重ねたら、
心が疲れてしまう。
みんな自分の人生に完璧を求めてしまうかもしれないけれど、
そうするとどうやっても心に無理がかかるの。
ほどほどでいいんだよ。人生長いんだから。
これからは自分のことを加点方式で褒めてあげてね。
これからは自分のことを加点方式で褒めてあげてね。
鬱になってしまう人は、まじめすぎて自分に厳しすぎて、
つい減点してしまうのね。
どんなことでもいいの、それに本当は
あなたが生きているだけで百点なんだよ。
窪美澄『たおやかに輪をえがいて』 が読みたくなる名言
人間、正しいことだけじゃ生きられない。
人間、正しいことだけじゃ生きられない。
世間に指をさされることなんだってわかっていてもね、
どうしてもそっちに進んでしまうことってあるのよ。
人間ってもっと不可解なもんなんだよ。
人間ってもっと不可解なもんなんだよ。
あなたみたいに、全部が全部、
まっすぐ線が引けるように世の中はできてないんだよ。
私たちはいつからこうなってしまったんだろう。
私たちはいつからこうなってしまったんだろう。
夫婦、という関係性に安住して、
水も肥料もあげてこなかった。
娘が生まれた頃までは瑞々しかった若葉は
今は枯れ果てて、私たちはまるで他人のようだ。
子どもは親に対していつも
子どもは親に対していつも
正しくあってほしい、
きちんとしてほしいと、
ついそう思ってしまうけれど、
親だって本当は必死に親らしい姿を
子どもにみせているだけで、
子どもと同じように迷ったり悩んだりしてるんじゃないかな。
過ぎ去って初めてわかること。
過ぎ去って初めてわかること。
人生にはそれがあまりにも多すぎる。
何か特別なことをしなくちゃ、
何か特別なことをしなくちゃ、
人は生きていたらだめなのかな?
世間から脚光を浴びたり、
ミラーボールみたいに
ぴかぴか輝いてる人ばかりじゃないんだよ。
優しくされたいのは、男だけじゃないよ。
優しくされたいのは、男だけじゃないよ。
男も女も大人も子どもも、
みんなそう思って生きてるんじゃない?
だけど、丁度いいタイミングで
優しさを受け取れないときもある。
そういう虚しさを抱えて人って生きてるんじゃないの。
優しくされたいのなら、先に誰かに優しくすればいい。
そうすればいつか
優しくされる日が来るかもしれないじゃない。
窪美澄『私は女になりたい』 が読みたくなる名言
人生の行方は誰も知らない。
人生の行方は誰も知らない。
いつこの世から去るかもわからない。
けれど、私は思った。
強く、強く。
私はもう一度、女になりたい、と。
あの人のことを思い出そうとしても、
あの人のことを思い出そうとしても、
もう胸のどこも痛まないということが
私を少し安心させる。
記憶が少しずつ薄れていくということは
私にとっては大きな救いだ。
私のなかに散らばっていたあの人の記憶は、
私のなかに散らばっていたあの人の記憶は、
黒からグレイにそして白に近づきつつある。
早く年齢を重ねて、あんなこともあった、
と穏やかな笑みを浮かべられる日が来ればいい。
老いていくばかりで人のことしか
老いていくばかりで人のことしか
話題にすることのない醜い能なし人間、
そんな人たちなんか視界に入れるのをやめなさい。
本当の美しさはネットには存在しない。
本当の美しさはネットには存在しない。
美しさをスマホのカメラで切りとってはいけない。
誰かの視線で物を見てはいけない。
誰かが風景から切り取った残酷な欠片を
美しさと勘違いしてはいけない。
窪美澄『いるいないみらい』 が読みたくなる名言
僕と君は血は繋がってないけれど家族だろう。
僕と君は血は繋がってないけれど家族だろう。
僕の両親も君のことを家族だと思っている。
血のつながりなんて、そんなに大きなものだろうか。
欲しいと思ったものが手に入らないこともあるの。
欲しいと思ったものが手に入らないこともあるの。
手に入らなくても欲しい、欲しい、
って手を伸ばすのが人間だもの。
だけど、すでに手に持っているものの幸せに気づかないことも、
時にはあるわね。
彼女が好きだから、一緒にいたいから結婚をした。
彼女が好きだから、一緒にいたいから結婚をした。
ただ、それだけだと僕は思っていた。
けれど、僕の生活から結婚とともに、
自由というものがいつの間にか
大きく失われていたことに改めて気付かされた。
それで充分だったはずなのに、
それで充分だったはずなのに、
子作りと言う目的ができてから、
妻の体のリズムの管理下に置かれてしまったわけで
ぼんやりした欲情とはほど遠いものになってしまった。
俺は君との子供が欲しいと思ったんだよ。
俺は君との子供が欲しいと思ったんだよ。
だけど、君がいらないって言うなら仕方がないことだよ。
子どもがいなくても
僕は君とずっと暮らしていきたいと思ってるんだから。
窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』 が読みたくなる名言
ニュースで、いじめ、という言葉を見るたびに、
ニュースで、いじめ、という言葉を見るたびに、
大人になった今でも私のどこかには痛みが走る。
想像の痛み、ではない。実際の痛み、だ。
好かれたいという気持ちと
好かれたいという気持ちと、自分は自分、
誰に何を言われても気にする必要なんてない、
という気持ちの間で私はまだぐらぐら揺れている。
仕事も精一杯やってんだ。
仕事も精一杯やってんだ。
休みの日だって、息子の面倒みてるつもりだよ。
それの何が不満なんだよ。
仕事も、家庭のことも、子育てのことも、
全部完璧にできる父親なんているかよ。
なんでできないとこだけ見るんだよ。
どちらが、どれだけ悪いか、ということを、
どちらが、どれだけ悪いか、ということを、
ぼくたちははっきりさせすぎた。
夫婦で、家族で、どちらが、どれだけ悪いか、
なんてそんな追及に答えはないんだ。
私の気持ちは写真には写らない。
私の気持ちは写真には写らない。
その写真をネットの向こうの
見知らぬ誰かに見せる必要なんてないんだ。
私の目と耳が、覚えておけばいいんだから。
それがいつか、私の記憶から消え去ってしまうとしても。
窪美澄『ふがいない僕は空を見た』 が読みたくなる名言
本当に伝えたいことは
本当に伝えたいことは
いつだってほんの少しでも、
しかも大声でなくても、
言葉でなくても伝わるのだ。
他人に悪意を向けるためだけに
他人に悪意を向けるためだけに
用意周到に準備する誰かのことを思った。
どうか、そのエネルギーを
自分の人生のために向けてくれないか、と。
性欲という厄介で小さなたまごは、
性欲という厄介で小さなたまごは、
あたしのなかですでに孵化していて、
それがたまごっちみたいに成長していくことを
あたしはそのときまだ全然わかっていなかった。
彼自身は何も変わっていない。
彼自身は何も変わっていない。
父親になったのだからきちんと仕事をしてほしい、
そんな正論を大声でふりかざした。
彼の自由な生き方を無責任におもしろがって結婚したくせに
子供が出来た途端、夫や父親としての責任を突きつけた。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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