『ポール・オースター』の名言│おすすめ作品ランキングと名言集

欲望というのは誰にとっても神秘なんだ。
何ものにも命じられず湧いてきて
人の心のなかを駆けめぐる思いを、
誰が説明できる?

性格の問題だよ。
人間はみなそれぞれ違ってる。
ひどいことが起きたときに、
それぞれ自分のやり方で反応するんだよ。

傷とは人生の本質的な要素であって、
何らかの形で傷を負うまで
人は大人になれないということだ。

泣いちゃいけない、
自分を哀れむのは弱虫と低脳だけだ。
私は弱虫でも低能でもないんだから
自分を哀れんじゃいけない。

年月が経つにつれて人は強くなりはしない。
苦しみや悲しみの蓄積は
より多くの苦しみや悲しみに
耐える力を弱めるだけであり、
苦しみや悲しみは不可避だから、
人生後半にあっては、
ささいな挫折が若いころの大きな悲劇と
同じ強さの打撃をもたらしかねない。

2は1に勝つ。1は4よりいい。
3は多すぎることもあれば
ちょうどいいこともある。
5はやり過ぎ。6は狂乱。

未来に望みを持つためには、
君も許すこと、忘れることを学ばないといけない。

人体は奇妙で、欠陥だらけで、予測不可能である。
人体には秘密がたくさんあって、
人体はそれを容易に明かさないが、
待つことを学んだ者には明かしてくれる。

他人の未来の筋書きを勝手に作るべきじゃない、
特にその他人が自分の息子であるなら。

これから先は、
もう何についても希望を持つのはやめて、
今だけのため、この瞬間、
このつかのまの瞬間のためにだけ生きるんだ、
ここにあって次の瞬間にはもうない今のため、
永久になくなった今のために。