- 『葉真中顕』の名言がわかる。
- 『葉真中顕』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『葉真中顕』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
名言で紹介する『葉真中顕』のおすすめ本ランキング
『葉真中顕』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
葉真中顕『ロスト・ケア』 が読みたくなる名言
この世で一番えげつない格差は老人の格差だ。
この世で一番えげつない格差は老人の格差だ。
特に、要介護状態になった老人の格差は冷酷だ。
安全地帯の高級老人ホームで
至れり尽くせりの生活をする老人がいる一方で、
重すぎる介護の負担で家族を押しつぶす老人がいる。
歳をとるのが怖くなるよ。
この業界で働いていると、
歳をとるのが怖くなるよ。
斯波くんが介護される側に回るのは
まだずっと先だろうけど、
僕はもうすぐかもしれない。
介護の世界に身を置けば、誰でも実感する。
介護の世界に身を置けば、誰でも実感する。
この世には死が救いになるということは
間違いなくある。
こんなに絶望的なことはない!
母はもう成長しない。
今後、悪くはなっても、
良くなるということはないだろう。
日に日に想いは通じなくなる。
人が死なないなんて、
こんなに絶望的なことはない!
父は、たった一人の家族のはずでした。
父は、たった一人の家族のはずでした。
でも認知症はそのことすら塗りつぶしてしまうんです。
心を込めても通じないし、
どれほど尽くしても報われない。
……たぶんこの世にこれよりつらいことありませんよ。
『ロスト・ケア』です。
たくさんの人を殺しました。
殺すことで彼らと彼らの家族を救いました。
僕がやっていたことは介護です。
喪失の介護、
『ロスト・ケア』です。
愛情と負担の狭間で、
愛情と負担の狭間で、
もがき苦しんでる人がいくらでもいた。
しかも世間はその穴を埋めることもせず、
想像力を欠いた良識を振りかざし、
そんな人たちをさらに追い詰めるんです。
『ロスト・ケア』は、そんな人たちを救う手段です。
僕はかつての自分が
誰かにして欲しかったことをしたんです。
あなたたちがどんな判断を降そうとも
検事さん、
あなたたちがどんな判断を降そうとも、
僕は正しいことをしました。
11月16日の買わなきゃ損! |
||
50%OFF | 50%OFF |
50%OFF |
【開催中】Kindle本ストア11周年キャンペーン(最大60%OFF) | ||
感謝と関連記事の紹介
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
心に残った名言をコメントかTwitter・Instagramのどれかで教えてくれると嬉しいです。
紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。
コメント