- 『東野圭吾』の名言がわかる。
- 『東野圭吾』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『東野圭吾』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
- 名言で紹介する『東野圭吾』のおすすめ本ランキング
- 東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 が読みたくなる名言
- 東野圭吾『夜明けの街で』の名言集
- 東野圭吾『白鳥とコウモリ』 が読みたくなる名言
- 東野圭吾『さまよう刃』の名言集
- 東野圭吾『手紙』の名言集
- 東野圭吾『人魚の眠る家』の名言集
- 東野圭吾『素敵な日本人』の名言
- 東野圭吾『危険なビーナス』の名言
- 東野圭吾『天空の蜂』の名言
- 東野圭吾『ラプラスの魔女』の名言
- 東野圭吾『流星の絆』の名言
- 東野圭吾『疾風ロンド』の名言
- 東野圭吾『秘密』の名言
- 東野圭吾『東野圭吾全小説ガイドブック』の名言
- 東野圭吾『夢はトリノをかけめぐる』の名言
- 東野圭吾『黒笑小説』の名言
- 東野圭吾『使命と魂のリミット』の名言
- 東野圭吾『たぶん最後の御挨拶』の名言
- 東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の名言
- 東野圭吾『マスカレード・ホテル』の名言
- 東野圭吾『マスカレード・ゲーム』 が読みたくなる名言
- 東野圭吾『トキオ』の名言
- 東野圭吾『プラチナデータ』の名言
- 東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』の名言
- 東野圭吾『ダイイング・アイ』の名言
- 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』の名言
- 東野圭吾『ガリレオシリーズ』の名言集
- 東野圭吾『加賀恭一郎シリーズ』の名言集
- 感謝と関連記事の紹介
名言で紹介する『東野圭吾』のおすすめ本ランキング
『東野圭吾』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』 が読みたくなる名言
自分のことでさえ
自分のことでさえ
何ひとつ満足にできない俺たちが、
人の相談に乗るなんてこと、
できるわけないじゃねえか
一つのことに打ち込もうと決めたなら、
一つのことに打ち込もうと決めたなら、
それだけのものを残せっていうんだ。
それもできない人間に、
魚屋ならやれそうだと思われたんだとしたら、
全く失礼な話だ
多くの場合、相談者は答えを決めている。
長年悩みの相談を読んでいるうちに
わかったことがある。
多くの場合、相談者は答えを決めている。
相談するのは、
それが正しいってことを確認したいからだ
家族に関しての
家族に関しての
私の基本的な考えは、
前向きな旅立ちを除いて、
家族は極力一緒にいるべきだ、
というものです。
嫌いになったからとか、
愛想を尽かしたからといった理由で
離れていってしまうのは、
家族の本来の姿ではない
と思います。
どうか信じていてください。
どうか信じていてください。
今がどんなにやるせなくても、
明日は今日より素晴らしいのだ、と。
東野圭吾『夜明けの街で』の名言集
ごめんなさいーこれは便利な言葉ですよね。
ごめんなさいーこれは便利な言葉ですよね。
この言葉を聞いた相手はたぶん不愉快にはならないし、
これを口にしさえすれば、少しの失敗は許してもらえる
人によって価値観が違うのだから、
人によって価値観が違うのだから、
定義が違うのは当然のことだ。
また、その時に置かれている状況によっても意見は変化する
一度きりなら浮気、
一度きりなら浮気、
継続性を感じさせた場合不倫
これは地獄だ。甘い地獄だ。
これは地獄だ。甘い地獄だ。
そこからどんなに逃れようと思っても、
自分の中にいる悪魔がそれを許さない
自分の長所をアピールし合うのが恋愛なら、
自分の長所をアピールし合うのが恋愛なら、
短所をさらけ出し合うのが結婚だ
出会いというのは、
出会いというのは、
いつだってそれほど
劇的じゃない。
それは平凡な日常の中に
紛れ込んでいる。
その出会いが輝きを持つのは、
ずっと後になってからだ。
東野圭吾『白鳥とコウモリ』 が読みたくなる名言
この世の女は全員名女優、
この世の女は全員名女優、
というのは五代がこれまでの刑事経験から得た教訓だ。
それは理想論ってやつです。
それは理想論ってやつです。
人間というのは弱い生き物だってことは、
この歳になればわかります。
真相なんてね、そう簡単にわかるものじゃないの。
真相なんてね、そう簡単にわかるものじゃないの。
わかったとしても大したものじゃない。
お父さんがよくいってた。
犯行動機をうまく説明できない被告人は多いって。
何となく盗んだ、気がついたら殺してた、
自分でもよくわからない、
そんなのばっかりだって。
検事や弁護士というのは、
最近になってつくづく思うんですけど、
検事や弁護士というのは、
裁判に勝ちさえすれば真相などは二の次なんですね。
世の中にはどうにもならないことがある
世の中にはどうにもならないことがある
と理解できる程度には、
世間のことを知っているつもりです。
光と影、昼と夜、
光と影、昼と夜、
まるで白鳥とコウモリが一緒に空を飛ぼうって話だ。
東野圭吾『さまよう刃』の名言集
裁判所は犯罪者に制裁など加えない。
裁判所は犯罪者に制裁など加えない。
むしろ裁判所は犯罪者を救うのだ。
罪を犯した人間に更生するチャンスを与え、
その人間を憎む者たちの
目の届かないところに隠してしまう。
そんなものが刑だろうか。
しかもその期間は驚くほどに短い。
一人の一生を奪ったからといって、
その犯人の人生が奪われるわけではない
少年法の壁は加害者を守る。
少年法の壁は加害者を守る。
そして殆どすべての法は被害者に対して冷酷だ
一番最初はすべての駒が揃っている。
一番最初はすべての駒が揃っている。
そのままなら平穏無事だが、
それは許されない。
動き、自分の陣地から
出ていかねばならない。
動けば動くほど、
相手を倒せるかもしれないが、
自分も様々なものを失っていく。
それは人間の人生と同じだ。
東野圭吾『手紙』の名言集
貧しければ人のものを盗んでいいなどとは思っていない。
貧しければ人のものを盗んでいいなどとは思っていない。
しかしほかに手段が思いつかなかった。
自分が情けないから
自分が情けないから
悲劇を呼んだのだ。
変な夢を見るな。
変な夢を見るな。
下手に希望を抱くと
とんでもない恥をかくことになるぞ──。
差別や偏見のない世界。
差別や偏見のない世界。
そんなものは想像の産物でしかない。
人間というのは、そういうものとも
付き合っていかなきゃならない生き物なんだ
東野圭吾『人魚の眠る家』の名言集
人間には逃げ道が必要です。
人間には逃げ道が必要です。
いついかなる時でも
自信がある時には積極的に動く。
自信がある時には積極的に動く。
前向きに生きるための鉄則です
「ここだけの話」が、
「ここだけの話」が、
ここだけで留まる時代ではない
外からどう見えていようとも、
外からどう見えていようとも、
その人にしかわからない苦しみがある。
だから安易に羨んではいけない
一番大事なのは
一番大事なのは、御自分の気持ちに正直であることです。
人の生き方は論理的でなくてもいいと思うのです
こんなふうに
こんなふうに
小さな喜びとか楽しみを、
ひとつずつ拾っていけばいい。
何とも思いません。
何とも思いません。
私がその人たちを
説得する理由なんてありませんから。
たぶんその人たちが私を
説得することもないでしょう。
この世には、
意思統一をしなくていい、
むしろしないほうがいい、
ということがあると思うのです。
東野圭吾『素敵な日本人』の名言
世の中の仕事
世の中の仕事の大半は地味だよ
東野圭吾『危険なビーナス』の名言
宝の地図は99.99%が偽物だが、
宝の地図は99.99%が偽物だが、
だからといって穴を掘らないんじゃ、
0.01%のお宝には出会えない。
東野圭吾『天空の蜂』の名言
絶対に落ちない飛行機があるかい?
絶対に落ちない飛行機があるかい?
ないよな。
毎年、多くの死者が出ている。
それに対して、
おまえたちのできることは何だ?
落ちる確率を下げていくことだろう。
だけどその確率をゼロにはできない。
乗客はそれを承知で、
その確率なら自分は大丈夫だろうと
都合よく解釈して乗り込むわけだ。
それと同じなんだ。
俺達にできることは、
原発が大事故を起こす確率を
下げることだけだ。
そしてやっぱりゼロにはできない。
あとはその確率を評価してもらうしかない。
東野圭吾『ラプラスの魔女』の名言
自分のことを信じてほしいんでしょ。
自分のことを信じてほしいんでしょ。
だったら、あたしのことも信じて。
東野圭吾『流星の絆』の名言
信じたいのと、
信じたいのと、
心底信じているのとは
微妙に違う。
うまくいってるというけど、
うまくいってるというけど、
そういう時こそ引き際が大事なんだ。
人間の行動のすべてに
人間の行動のすべてに
論理的な説明を
つけられるわけじゃないだろ。
むしろ、筋の通らないことの
ほうが多い。
東野圭吾『疾風ロンド』の名言
自分たちに不幸があった時、
自分たちに不幸があった時、
ほかの人も不幸になればいい
なんて思うのは、人間として失格だよ。
むしろほかの人には、
自分たちの分まで
幸せになってほしいと
思わなきゃいけない。
そうすればきっと
その幸せのおこぼれが、
こっちにも回ってくるはずだからね。
どこかで誰かが不幸に見舞われた時、
どこかで誰かが不幸に見舞われた時、
ほかの者が考えなきゃいけないことは、
自分たちも同じような不幸に
見舞われないよう用心して、
精一杯幸せを作りだして、
その気の毒な人たちにも
幸せが回るようにすることだと思う。
東野圭吾『秘密』の名言
世の中には、
世の中には、
素晴らしいものが
本当にたくさんあるのよね。
そんなにお金をかけなくても
幸せになれるものだとか、
世界観が変わっちゃうものだとかが
簡単に手に入る。どうして今まで
気がつかなかったのかなと思っちゃう。
自分の置かれている境遇に
自分の置かれている境遇に
耐えられそうにない時には、
誰か恨みや憎しみを
ぶつけられる相手がほしいものなのよ。
自分にどういう血が
自分にどういう血が
流れているのかは
関係ないんだ。
重要なのは、
自分には
どういう宿命が
与えられているかだ。
一つ破ると、
一つ破ると、
二つ破るのも
三つ破るのも同じだと
思っちゃうでしょ。
そうして
どんどんだめになって
いっちゃうのよね。
東野圭吾『東野圭吾全小説ガイドブック』の名言
何も持っていないということが
何も持っていないということが
自分の基本なのだと思います。
ないのが当たり前というか。
住むところもないのが
普通かもしれないとすら思います。
物があるから便利、
ないと不便ではなく、
物があることの不自由、
ないことの自由を
考えてしまいます。
東野圭吾『夢はトリノをかけめぐる』の名言
失敗を教訓にしていれば、
失敗を教訓にしていれば、
いつかは夢もかなう。
東野圭吾『黒笑小説』の名言
どうにもならないの。
どうにもならないの。
化粧でごまかせることと、
ごまかせないことがあるの。
ないものを
あるようには見せられるけど、
あるものを
ないようには見せられないの。
東野圭吾『使命と魂のリミット』の名言
ぼんやり生きてちゃだめだぞ。
ぼんやり生きてちゃだめだぞ。
一生懸命勉強して、
他人のことを思いやって生きていれば、
自ずといろいろなことがわかってくる。
人間というのは、その人にしか
果たせない使命というものを
持っているものなんだ。
誰もがそういうものを持って
生まれてきてるんだ。
東野圭吾『たぶん最後の御挨拶』の名言
唯一無二のものにしているのは、
唯一無二のものにしているのは、
皮肉にも、それぞれが心に負っている「傷」だ。
ある者は学歴を、ある者は容姿を、
ある者は能力に対して
深いコンプレックスを持ち、
それゆえに傷ついた過去を抱えている。
東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の名言
人と人との繋がりが切れるのは、
人と人との
繋がりが切れるのは、
何か具体的な理由が
あるからじゃない。
いや、見かけ上はあるとしても、
それはすでに心が切れて
しまったから生じたことで、
後からこじつけた言い訳
みたいなものではないのか。
なぜなら心が離れていなければ、
繋がりが切れそうな事態が起きた時、
誰かが修復しようとするはずだからだ。
それをしないのは、すでに
繋がりが切れているからなのだ。
東野圭吾『マスカレード・ホテル』の名言
対抗ではなく、
対抗ではなく、
対応するのです。
感情的になってはいけません。
東野圭吾『マスカレード・ゲーム』 が読みたくなる名言
憎しみなんてね、
憎しみなんてね、
人生にとって何の足しにもならない。
ただの重たい荷物。
早くそんなものからは解放されたい
山岸さん、忘れないでください。
山岸さん、忘れないでください。
今回の犯人たちは、ごくふつうの人間です。
現在の精神状態はふつうではないかもしれないけれど、
少なくとも見かけだけでは
何もわからないと思っていてください
優秀な人ではあるんですが、
優秀な人ではあるんですが、
どこか危なっかしいところがあるのも事実です。
誰が何といっても自分が正しい
と思ったことをやり抜く、
という強い意志を持っているのはいいのですが、
それにこだわるあまり、
暴走するおそれがあります
誰かを憎しみ続けるって、
誰かを憎しみ続けるって、
エネルギーのいることなんです。
そのくせ、そこから新しいものは何も生まれないし、
自分を幸せにしてくれるわけでもない
優秀な人よ、警察官としてはね。
優秀な人よ、警察官としてはね。
あの人がいれば悪いことにはならないと思う。
でも、もしかしたら、
ホテルマンとしても優秀かもしれない
罪を償うことと自らを救うことは同じなんだって。
初めて気づきました。
罪人をどう罰するかだけではなく、
救うことも考えるべきなんだと。
罪を償うことと自らを救うことは同じなんだって。
それが見えてなかった迂闊さを、
たぶん一生悔いるでしょう
東野圭吾『トキオ』の名言
自分で自分の道を
自分で自分の道を
塞いでいることに、
どうして気づかないんだ。
東野圭吾『プラチナデータ』の名言
疑う人は、
疑う人は、
どのようにやっても疑います。
東野圭吾『カッコウの卵は誰のもの』の名言
五十の努力しかしない者が、
五十の努力しかしない者が、
才能だけで百の努力をする者に
勝てるわけではありません。
だけど皆が百の努力をしたなら、
結局は才能が勝負を分ける
ということになりませんか。
ファンというのは両刃の剣だ。
ファンというのは両刃の剣だ。
味方であり続けている間はいいが、
いつ何時、敵に回るかわからない。
彼等とは一定の距離を
保っておいたほうが無難だ。
東野圭吾『ダイイング・アイ』の名言
人間というのは、
人間というのは、
いかにも辛そうにしている時より、
見た目には
明るく振る舞っている時のほうが、
その内側にある悲しみは
深いというからねえ。
東野圭吾『ゲームの名は誘拐』の名言
誰もがその場に応じた仮面を
誰もがその場に応じた仮面を
被っているということさ。
その仮面を剥がすようなことは
しちゃいけない。
誰かの行為に
一喜一憂するなんて無意味だ。
所詮、仮面にすぎないんだから。
東野圭吾『ガリレオシリーズ』の名言集
予知夢
すごい偶然が起きた場合、
すごい偶然が起きた場合、
それはもしかすると
必然だったのではないかと考えてみるのは、
科学の世界では常識なんだ
最初は動機があったわけだよ。
最初は動機があったわけだよ。
その動機のせいで熱くなり、犯行に走る。
ところが、そのことでさらに顔が熱くなり、
前後の見境がなくなり、次の犯行に及ぶ。
悪循環の見本だ。気がついた時には、
最初の動機なんかどうでもよくなっている
ガリレオの苦悩
まずはやってみる
まずはやってみるーその姿勢が大事なんだ。
理系の学生でも、
頭の中で理屈をこね回すばかりで行動の伴わない連中が多い。
そんな奴らはまず大成しない
うまくいったケースだけを誇張して発表する。
うまくいったケースだけを誇張して発表する。
科学者の世界では、それは常識なんだ
たとえ学んだことは忘れてしまっても、
たとえ学んだことは忘れてしまっても、
その経験は必ず別のことに生きる
聖女の救済
刑事家業に慣れるということは、
刑事家業に慣れるということは、
人間性を少しずつ失っていくのと同義だ
たとえわずかでも
たとえわずかでも
可能性が残っているかぎりは、
安易に消去すべきではない。
議論というのは、
議論というのは、
反対意見を持った人間同士が
やってこそ意味がある。
容疑者Xの献身
人は時に、
健気に生きているだけで、
誰かを救っていることがある。
真夏の方程式
この世は謎に満ちあふれている。
この世は謎に満ちあふれている。
ほんの些細な謎であっても、
それを自分の力で解明できた時の歓びは、
ほかの何物にもかえがたい
わかんないものはどうしようもない、
わかんないものはどうしようもない、
などといっていては、
いつか大きな過ちを犯すことになる
世の中に完璧なものなどない。
世の中に完璧なものなどない。
存在しないものを要求するのは難癖以外の何物でもない
一方を重視するだけで十分だというのは傲慢な態度だ。
一方を重視するだけで十分だというのは傲慢な態度だ。
相手の仕事や考え方をリスペクトしてこそ、
両立の道も拓けてくる
好奇心を放置しておくことは罪悪だ。
気になる、というのは
知的好奇心が刺激されていることを意味する。
好奇心を放置しておくことは罪悪だ。
人間が成長する最大のエネルギー源が好奇心だからな
どんな問題にも答えは必ずある。
どんな問題にも答えは必ずある。
だけどそれはすぐに
導き出せるとはかぎらない。
人生においてもそうだ。
今すぐには答えを出せない問題なんて、
これから先、いくつも現れるだろう。
そのたびに悩むことには価値がある。
しかし焦る必要はない。
答えを出すためには、
自分自身の成長が
求められている場合も少なくない。
だから人間は学び、努力し、
自分を磨かなきゃいけないんだ。
でも覚えておくことだな。
でも覚えておくことだな。
わかんないものは
どうしようもない、
などといっていては、
いつか大きな過ちを
犯すことになる。
虚像の道化師
誰かがアイデアを出した場合には、
とりあえずはそれを
尊重しなければならない。
検証することもなく、
ただ自分の考えや感覚と合わないから
というだけの理由で
人の意見を却下するのは、
向上心のない怠け者のやることだ。
禁断の魔術
人によって
いろいろな美学があると思う。
ぼろぼろになるまで
挑戦し続けることにも
価値はあるかもしれない。
だけど私は共感できない。
しがみつくことで、
きっと多くの人に気を遣わせるし、
迷惑だってかける。
その事に本人が気づかないわけがない。
それでも貫くというのは、
なんだかんだいっても
結局は甘えなんだと思う。
東野圭吾『加賀恭一郎シリーズ』の名言集
卒業
『恋人』というものは
『恋人』というものは
集中力をなくさせ、時間を浪費させる
あることを証明しようとする時、
あることを証明しようとする時、
可能だということを証明するより
不可能だということを証明する方がはるかに困難
真実にはそれほどの価値はないのかもしれない。
真実にはそれほどの価値はないのかもしれない。
価値ある嘘というものも、
あるいは存在するのかもしれない
人間はいくらがんばってみても、
人間はいくらがんばってみても、
精神集中を何分間も
続けられるものじゃあない。
集中しているつもりでも、
実は短いサイクルで
集中と散漫をくり返しているんだ。
集中が続いた後には必ず散漫が来る。
その時に攻撃をしかけようとしたり、
逆に攻撃されたりしたら
どうしても甘さが出る。
そこで必要なのは、
常に精神集中をしようとするのではなく、
いつでも集中できる準備状態に
自分をコントロールするということだ。
すなわちそれが脱力ということだ。
どちらかが彼女を殺した
日本では芸術に生きることは
日本では芸術に生きることは罪悪を意味する
悪意
今の親は自分では全く本を読まないくせに、
今の親は自分では全く本を読まないくせに、
子供には読ませなきゃいかんと思っているわけだ。
ところが自分に読書の習慣がないものだから、
何を読ませていいのか見当がつかない。
で、結局お役所の薦める本をあてがうことになる。
ところがそんな本はお堅いばかりで少しも面白くないから、
子供は本嫌いになる。
そんな悪循環が延々と繰り返されている
教師と生徒の関係なんてのはね、
教師と生徒の関係なんてのはね、
錯覚の上で成り立っているんだ。
教師は何かを教えていると錯覚し、
生徒は何かを教えられていると錯覚している。
そして大事なことは、
そうやって錯覚しているのが
お互いにとって幸せだということだ。
真実を見たっていいことなんか何もないからね
いじめに対して、
いじめに対して、
親の愛情や教師の指導力などというものは、
残念ながらあまり有効ではない。
友情こそが、いじめに対する最大の武器である
嘘をもうひとつだけ
嘘を隠すには、
嘘を隠すには、
もっと大きな嘘が必要になる。
人生においてもね。
赤い指
平凡な家庭など、
平凡な家庭など、
この世にひとつもない。
外からだと平穏な一家に見えても、
みんないろいろと抱えているもんだ。
新参者
女性というのは複雑ですよ。
女性というのは複雑ですよ。
仲が悪いように見えて、
じつは本質はまるっきり逆だ
ということは往々にしてあります
刑事の仕事はそれだけじゃない。
刑事の仕事はそれだけじゃない。
事件によって心が傷つけられた人がいるのなら、
その人だって被害者だ。
そういう被害者を救う手だてを探し出すのも、
刑事の役目です
かわいがることと大切にすることは違うんですよね。
かわいがることと大切にすることは違うんですよね。
大切にするっていうのは、
その子の将来のことまで考えて、
その子にとって一番いい選択をし続けるってことなんだ
麒麟の翼
固定観念や先入観を捨て、
固定観念や先入観を捨て、
事実を拾い上げていけば、
全く想像もしていなかったものが見えてくることもある
死を間近に迎えた時、
死を間近に迎えた時、
人間は本当の心を取り戻します。
プライドや意地といったものを捨て、
自分の最後の願いと向き合うのです。
彼等が発するメッセージを受け止めるのは
生きている者の義務です
君たちの人生は長い。
君たちの人生は長い。
いくらでもやり直しはきく。
やり直すためにも自分自身を偽ってはいけない
もし世の中を
もし世の中を
甘く見ているのなら安心だ。
どこにも光がないと
絶望しているほうが、
余程心配です。
東野圭吾『祈りの幕が下りる時』の名言
無駄に終わる可能性のほうが高い。
無駄に終わる可能性のほうが高い。
それでもやるのか。
東野圭吾『沈黙のパレード』の名言集
死体を焼き、埋めたのだ。
死体を焼き、埋めたのだ。
殺したに決まっているじゃないかと思うのだが、
司法とはそういうものではないらしい。
「殺していない」可能性が
ごくわずかでもあれば、
殺人罪は成立しないというわけだ。
犯人なのに罰せられないから、
犯人なのに罰せられないから、
皆で天誅を加えることになったのではないか。
しかし、あなたが本当だと思っていることが、
しかし、あなたが本当だと思っていることが、
必ずしも真実だとはかぎらない。
それを知らずして、運命の選択はあり得ない
東野圭吾『魔力の胎動』の名言集
単に悔んでるんじゃなく、
単に悔んでるんじゃなく、
答えを見つけようとしているんだ。
君が思っているより、
もっと深刻で複雑な事情があるんだよ。
自分の生き方を理解できない
自分の生き方を理解できない
人間たちと関わるのは面倒だ。
自分は差別などしません、
自分は差別などしません、
と各人に口先だけで誓わせることは、
もしかすると可能かもしれない。
しかしマイノリティを排除する見えない力は、
それとは全く別物なんだ。
嫌がらせや悪口といった、
わかりやすいものだけが差別じゃない。
それは掴みどころがなく、
無言であり、堅牢だ。
一人一人の中にある、異種に対する小さな嫌悪感、
自分でさえも気づいていない
わずかな違和感の集積が、
圧倒的な悪意の波となって
我々に襲いかかってくる。
それはまさに見えない津波なんだ。
東野圭吾『マスカレード・ナイト』の名言集
トライする前に諦めないこと。
トライする前に諦めないこと。
いいえ、トライして、
仮にだめでも諦めないこと。
とても頭のいい人だから、
とても頭のいい人だから、
それを生かすことを楽しんでいる部分もあると思う。
いわばゲーム感覚。
変わった事件ほど燃えるわけ。
ホテルマンという仕事を選んだからには、
ホテルマンという仕事を選んだからには、
クリスマスや正月を
ふつうの人と同じように
楽しめるとは思っちゃいません。
東野圭吾『夢幻花』の名言集
人間は嘘をつくから、付き合うのが面倒だ。
人間は嘘をつくから、付き合うのが面倒だ。
その点、花は嘘をつかん。
心をこめて育ててやれば、ちゃんと応えてくれる。
正義感の強い人間は、
正義感の強い人間は、
周りの人々にも正義を求める。
だが実際には、それを貫ける人間は少ない。
秋山にはどの人間も
不誠実に見えていたのではないか。
世の中には負の遺産というのがある。
世の中には負の遺産というのがある。
それが放っておけば消えてなくなるものなら、
そのままにしておけばいい。
でもそうならないのなら、
誰かが引き受けるしかない。
11月16日の買わなきゃ損! |
||
50%OFF | 50%OFF |
50%OFF |
【開催中】Kindle本ストア11周年キャンペーン(最大60%OFF) | ||
感謝と関連記事の紹介
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
心に残った名言をコメントかTwitter・Instagramのどれかで教えてくれると嬉しいです。
紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。
コメント