- 『江國香織』の名言がわかる。
- 『江國香織』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『江國香織』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
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名言で紹介する『江國香織』のおすすめ本ランキング
『江國香織』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
江國香織『ひとりでカラカサさしてゆく』が読みたくなる名言
迷惑をかけてすまない。
迷惑をかけてすまない。
平身低頭、深謝。
こんなこと、言えた義理ではないかもしれないが、
我ながらおもしろい人生だったと思っている。
また会おう。
まあ、あの世というものがあればだけどな。
人間は、泣くのとたべるのとを
人間は、泣くのとたべるのとを
いっぺんにはできないようになっているらしいですよ。
どんな状況でも酒は旨いね。
どんな状況でも酒は旨いね。
俺は酒にだけは裏切られたことがないよ。
墓石なんかいらないって、
墓石なんかいらないって、
祖父は言ってたんです。
死んでからまでそんなところに閉じ込められたくないって。
それに、これからも人は死に続けるのだから、
墓石になんか拘泥していたら、
そのうち生きている人たちの居場所がなくなるって。
意地悪に対する報復は
意地悪に対する報復は憐憫と軽蔑で十分。
男の人に期待しすぎてはだめよ。
男の人に期待しすぎてはだめよ。
男の人がいてもいなくても生きていかれるように、
自分の仕事を持ちなさい。
あたしはお金はあるんだけど、
あたしはお金はあるんだけど、
お金はあってもほしいものがなくなっちゃったの。
ほしいものも、行きたいところも、
会いたいひとも、ここにはもうなんにもないの。
いままで言ったことがなかったけど、
いままで言ったことがなかったけど、
俺は二人に感謝してるよ。
ずっとさ、あんたがたみたいなのと
おなじ時代を生きられてよかったと思ってる。
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江國香織『旅ドロップ』が読みたくなる名言
旅先で、最初に行く店が
旅先で、最初に行く店が決まっているのは嬉しいことだ。
そこに行くと、あれ、またここにいる、と感じる。
たとえ一年ぶりだったとしても、
その一年間は消えてなくなり、
前回の旅と今回の旅がつながってしまう
露天風呂につかりながら眺める雨は最高だと思う。
露天風呂につかりながら眺める雨は最高だと思う。
外は雨、でもお湯のなかはあたたか。
目の前の山は木々が濡れていい匂いを放ち、
緑が冴え冴えしている。
ゴクラク。
何かをねだるのは行儀の悪いふるまいだ。
何かをねだるのは行儀の悪いふるまいだ。
誇りがあれば、
人に何かをねだったりできないはずだ。
自分がその場に不馴れなことを
自分がその場に不馴れなことを
悟られたくない気持ちも、
だからといって馴染むことはできないし、
馴染むわけにはいかないのだ
という奇妙な気持ちも。
誰かが亡くなった場合、
誰かが亡くなった場合、
その人が生前によく旅をした人だと、
残された人たちにはなぐさめになると私は思う。
すくなくともたくさんの場所に行き、
たくさんのものを見たのだと思える。
胸も頭もいっぱいにして
胸も頭もいっぱいにして
駅なり空港なりから旅行鞄と共に帰ると、
驚くべきことに家はまだそこにあり、
しかも、依然としてそこが自分の居場所なのだ。
旅から戻って嬉しいのは、
そのことに毎回胸を打たれるからかもしれない。
読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。
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