- 『桐野夏生』の名言がわかる。
- 『桐野夏生』のおすすめ作品がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、『桐野夏生』のおすすめ作品と名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
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名言で紹介する『桐野夏生』のおすすめ本ランキング
『桐野夏生』のおすすめ本を上から順に紹介します。取り上げている名言を読めばどんな本なのかわかるので、購入する際の参考になれば嬉しいです。
桐野夏生『路上のX』の名言集
しかし、女子高生に声をかけてくるのは、
しかし、女子高生に声をかけてくるのは、
高校生が御しやすく、
安い相手だと見くびっている男がほとんどだ。
彼らは、女子高生が小遣い欲しさに、
男から声をかけられるのを待っている存在だと
低く見ているのだ。
渋谷に一人でいると、
渋谷に一人でいると、
常に騙されないよう、
盗まれないよう、襲われないよう、
気を張っていなければならない。
そんな男たちは、たくさん見てきた。
そんな男たちは、たくさん見てきた。
本当は、いつも自分が後ろ指差されて、
悪口を言われているんじゃないかとびくびくしている、
小心者の被害妄想系オヤジたちだ。
買う側に厳然として
買う側に厳然として
ある線引きを感じて、心が冷える。
どんなに隠しても、買う男には、
買われる女への蔑みがある。
だからさ、何をしたって無駄なんだよ。
だからさ、何をしたって無駄なんだよ。
相手を罰したところで、
気持ちが収まるわけじゃない。
自分の傷は自分で癒すしかないと思う。
売るもののない貧乏な男たちや、
売るもののない貧乏な男たちや、
年老いた女たちは、
保険証だの免許証だのを預けるしかない。
そのうち、それも取られて、
身ぐるみ剥がされる。
貧困ビジネスだ。
桐野夏生『夜の谷を行く』の名言集
私は何が後ろめたいのだろう。
私は何が後ろめたいのだろう。
何を隠したいのだろう。
いや、何も隠したくはない。
では、本当のこととは何なのだ。
桐野夏生『燕は戻ってこない』の名言集
ほんとに、これは時間との闘いなんです。
せめて、五十歳になる前に
子供が欲しいと願ってます。
それなら、子供の成人を見届けられるし。
僕ら、時間がないんです。
ほんとに、これは時間との闘いなんです。
持っている人が、持てない人に売ればいいんだ。
持っている人が、持てない人に売ればいいんだ。
大いなる人助けだよ。
だから、持てない人はそれに対価を支払う。
それだけだ。
子供なんか産むことない。
子供なんか産むことない。
女はね、生殖なんか担わなくていいの。
ただただ、欲望に忠実に
楽しく生きていればいいのよ。
お腹の中で赤ん坊が動くと、
お腹の中で赤ん坊が動くと、
不思議な気持ちになるんです。
何か可愛いんです。
あと、危険かもしれないけど、
子供を産める自分に酔ってる。
何か自分がすごく価値のある、
偉い人になった気分なんです。
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読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。
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