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- 『歴史・時代小説』の名言がわかる。
- 『歴史・時代小説』のおすすめ作品がわかる。
- 読みたい小説が見つかる。 [/st-mybox]
2万以上の名言を集めた、
名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、
『歴史・時代小説』の
おすすめ作品と名言を紹介します。
ネタバレがあるかもしれません。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。
[st-kaiwa1]読みたい本が見つかる名言ブログ
小説の名言一覧[/st-kaiwa1]
名言で紹介する 『歴史・時代小説』 おすすめ作品
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夢枕獏『陰陽師』の名言 「奇妙な男の話をする」
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奇妙な男の話をする。
たとえて言うなら、風に漂いながら、
夜の虚空に浮く雲のような男の話だ。
闇に浮いた雲は、一瞬前も一瞬後も、
どれほどかたちを変えたようにも見えないが、
見つめていれば、
いつの間にかその姿を変えている。
同じ雲であるはずなのに、
その在様の捕えどころがない。
そんな男の話だ。
名は、安倍晴明。
陰陽師である。
司馬遼太郎『国盗り物語』の名言 「国主になりたいものだ」
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世は、戦国の初頭。――
「国主になりたいものだ」
と乞食はつぶやいた。
ひとがきけば狂人とおもうだろう。
が、乞食は大まじめである。
事実、この夜のつぶやきは、
日本史が永久に記憶しなければならなくなった。
和田竜『のぼうの城』の名言 「満座の中でただ一人の勇者であった」
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だが、馬鹿者はこのとき、
侍でもなければ
成田家の一門でもない、
ただの男になり果てていた。
強者の侮蔑に
へつらい顔で臨むなら、
その者はすでに男ではない。
強者の侮蔑と不当な要求に断固、
否を叫ぶ者を勇者と呼ぶのなら、
紛れもなくこの男は、満座の中で
ただ一人の勇者であった。
司馬遼太郎『竜馬がゆく』の名言 「でなければ、この世で大事業は成せぬ」
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男子はすべからく
酒間で独り醒めている必要がある。
しかし同時に、
おおぜいと一緒に酔態を呈しているべきだ。
でなければ、この世で大事業は成せぬ
司馬遼太郎『燃えよ剣』の名言 「武州多摩の生れの喧嘩師歳三が」
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土方歳三史上、
最高にカッコいい土方歳三を見ることができる小説。
最後のシーンの
『新選組副長が参謀府に用がありとすれば』
は熱すぎて号泣します。
あたりめえだ。
武州多摩の生れの喧嘩師歳三が、
大名旗本のがらなもんか。
おれのやりたいのは、仕事だ
浅田次郎『壬生義士伝』の名言 「新撰組隊士吉村貫一郎」
新撰組隊士吉村貫一郎、
徳川の殿軍ばお務め申っす。
一天万乗の天皇様に
弓引くつもりはござらねども、
拙者は義のために
戦ばせねばなり申さん。
お相手いたす
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百田尚樹『海賊と呼ばれた男』の名言 「愚痴は泣きごとである」
愚痴をやめよ。愚痴は泣きごとである。
愚痴をやめよ。愚痴は泣きごとである。
亡国の声である。
婦女子の言であり、
断じて男子のとらざるところである
よそがやれないと尻ごみする仕事
たしかに困難な仕事で
あることはわかる。しかし
困難な仕事だからやり甲斐もある。
よそがやれないと尻ごみする
仕事だからこそ、うちがやる
日本は終わる
たとえ99人の馬鹿がいても、
正義を貫くひとりがいれば、
けっして間違った世の中にはならない。
そういう男が
ひとりもいなくなったときこそ、
日本は終わる
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塩野七生『ローマ人の物語』の名言 「歴史には、進化する時代があれば」
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歴史には、進化する時代があれば
退歩する時代もある。
そのすべてに交き合う覚悟がなければ、
歴史を味わうことにはならないのではないか。
そして、「味わう」ことなしに、
ほんとうの意味での
「教訓を得る」こともできないと信じている。
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