『山本五十六』の名言22選を出典つきで紹介

山水明、且つ媚、我れ此の地を愛す、
此の山水ありて後、
はじめて彼の英雄を生ずるに足る。

人間は淋しみを味える様にならぬと駄目だネ。

自ヲ処スル厳　他ヲ処スル寛。

勝つ時の来るのを、
長時間、待って居る忍耐が大に大切なのだ。

人間は自己の力で凡てをやらねばならぬ、
人にたよってはならぬ。

外国機の輸入は、
我航空科学技術の恥辱と思わねばならぬぞ、
それは日本の科学技術の試験台なのだ。
若し、国産機が外国機の単なる模倣に終ったら、
欧米科学に降伏したものと思え、その代り、
それを凌駕する優秀機が作られたら、
勝利は日本科学の上に輝いたと思え。

君は勤勉努力して産をなされたそうだが、
国家人類の為め、その財を善用して、
始めて人としての意義がある。

百年、兵を養うは、
国家の平和を守護せんが為めである。

此の身　滅す可し
此の志　奪ふ可からず。

病気で寝ているとき、
他人の親切がほんとうにわかる
その気持を大切にしろ。

衣食住のことで文句を言うんじゃない。
とるに足らないことだ。
男子には大目的を貫徹することが一番で、
それ以外は枝葉末節だ。

男にとって有意義な時間のすごし方は、
勉強すること、
運動すること、
寝ることの三つしかない。
それ以外の時間の使い方は、
中途半端で、役に立たない。

怜悧なる頭ニハ閉ちたる口あり。

職分を如何に巧みに処理するかによって、
その人の値打がきまる。
何事に直面しても
工夫し啓発して行く心掛が必要である。

やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。

やって見せ　説いて聞かせて　やらせてみ
讃めてやらねば　人は動かぬ。

実年者は、
今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かったときに
同じことを言われたはずだ。
今どきの若者は全くしょうがない、
年長者に対して礼儀を知らぬ、
道であっても挨拶もしない、
いったい日本はどうなるのだ、
などと言われたものだ。
その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、
などと言うな。
何ができるか、
とその可能性を発見してやってくれ。

百年兵を養うは、
国家の平和を守護せんがためである。

人は神ではない。
誤りをするというところに、人間味がある。

男は天下を動かし、
女はその男を動かす。

病気で寝ている時、
他人の親切が本当にわかる、
その気持ちを大切にしろ。

人の心は鏡のやうなものだ。
鏡は明らかである。
誠意には誠意がうつる。

苦しいこともあるだろう。
言いたいこともあるだろう。
不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣きたいこともあるだろう。
これらをじっとこらえてゆくのが、
男の修行である。