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小川紗良『海辺の金魚』が読みたくなる名言

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  1. 『海辺の金魚』の名言・名セリフがわかる。
  2. 『海辺の金魚』の魅力がわかる。
  3. 名言をキッカケに小説が読みたくなる。

2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、小川紗良の小説
『海辺の金魚』が読みたくなる名言を紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。

ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。

ぼんぷ
ぼんぷ

サイドバー下に目次があるのでご利用ください

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小川紗良『海辺の金魚』が読みたくなる名言集・名台詞

幼い頃から雨の日が好きだった。

幼い頃から雨の日が好きだった。
家も、学校も、海も、山も、田んぼも、
道路も、私も、あの人も、
街じゅう等しく濡れていく。
雨の等しさが好きだった。

家族とは〝自分から決して逃げない人〟

いつか読んだ本に、
家族とは〝自分から決して逃げない人〟
のことだと書いてあった。
一度逃げられてしまった私たちは、
この先その〝家族〟というものを、
一体どう信じれば良いというのだろう。

悲しみが充満して当たり前になると、

悲しみが充満して当たり前になると、
気づけば信じていたことも、
悲しかったことも、忘れてしまう。
そういうふうにできている。

アヒルの子の醜い過去は

アヒルの子の醜い過去は
きっと生涯つきまとう。
どんなに幸せになったとしても、
むしろ幸せで幸せで仕方がないときにこそ、
たちの悪い記憶は
私たちの背後に立って鋭いナイフを突きつける。

当たり前に、永続的に、

当たり前に、永続的に、
父母の視線や温度や愛情を独占できると
信じてやまないその眼差し。
とても眩しかった。羨ましかった。
私が一生かけても
手にすることのできないものがそこにあった。

どんなにちゃんとしようったって、

どんなにちゃんとしようったって、
初めからうまくいくわけはないんだよ。
血がつながってても、
つながってなくても。
日々を重ねるしかないんだ。

読んでいただきありがとうございました。このブログは、23,647コの名言を載せています。あなたが読みたい本が必ずあります。記事の最後尾にカテゴリー・タグ・紹介した作品の関連記事を載せておくので、お暇なときにお探しください。

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ぼんぷ
ぼんぷ

紹介した名言が本を読むキッカケになり、あなたの人生を変える1冊になりますように。

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