- 『コンビニ人間』の名言がわかる。
- 『コンビニ人間』が読みたくなる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、村田沙耶香の小説、
『コンビニ人間』が読みたくなる名言を紹介します。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。
紹介する名言が小説を読むキッカケになれば嬉しいです。
サイドバー下に目次があるのでご利用ください
村田沙耶香『コンビニ人間』が読みたくなる名言集・名台詞
一日の始まり。
一日の始まり。
世界が目を覚まし、
世の中の歯車が回転し始める時間。
その歯車の一つになって廻り続けている自分。
私は世界の部品になって、
この「朝」という時間の中で回転し続けている。
必要なこと以外は喋らず、
必要なこと以外は喋らず、
自分から行動しないようになった
私を見て、
大人はほっとしたようだった。
「店員」になることはできても、
完璧なマニュアルがあって、
「店員」になることはできても、
マニュアルの外ではどうすれば
普通の人間になれるのか、
やはりさっぱり
わからないままなのだった。
また私は店員になり、 世界の歯車になれる。
朝になれば、また私は店員になり、
世界の歯車になれる。
そのことだけが、
私を正常な人間にしているのだった。
皆、変なものには土足で踏み入って、
皆、変なものには土足で踏み入って、
その原因を解明する権利があると思っている。
私にはそれが迷惑だったし、
傲慢で鬱陶しかった。
正常な世界はとても強引だから、
正常な世界はとても強引だから、
異物は静かに削除される。
まっとうでない人間は処理されていく。
そうか、だから治らなくてはならないんだ。
治らないと、
正常な人達に削除されるんだ。
生き方を選択するんですか?
え、自分の人生に
干渉してくる人たちを嫌っているのに、
わざわざ、その人たちに文句を言われないために
生き方を選択するんですか?
世界は縄文時代なのかもしれないですね。
世界は縄文時代なのかもしれないですね。
ムラに必要のない人間は迫害され、敬遠される。
つまり、コンビニと同じ構造なんですね。
コンビニに必要のない人間は
シフトを減らされ、クビになる。
『普通の人間』という架空の生き物
つまり、皆の中にある
『普通の人間』という
架空の生き物を演じるんです
現代は機能不全世界なんですよ。
現代は機能不全世界なんですよ。
生き方の多様性だなんだと
綺麗ごとをほざいているわりに、
結局縄文時代から何も変わってない。
少子化が進んで、
どんどん縄文に回帰している、
生きづらい、どころではない。
ムラにとっての役立たずは、
生きていることを糾弾されるような
世界になってきてるんですよ。
真っ向から世界と戦い、
やっぱりいざとなると
難しいですか?
そうですよね、
真っ向から世界と戦い、
自由を獲得するために
一生を捧げる方が、
多分苦しみに対して
誠実なのだと思います
私は人間である以上に
気が付いたんです。
私は人間である以上に
コンビニ店員なんです
11月16日の買わなきゃ損! |
||
50%OFF | 50%OFF |
50%OFF |
【開催中】Kindle本ストア11周年キャンペーン(最大60%OFF) | ||
Audible30日無料体験で『コンビニ人間』が試し読みどころか無料で全部読める
- 12万タイトルが聴き放題
- 月会費は1,500円とややお高い
- 通勤・通学・家事の時間が読書の時間に
Kindle読むならこの端末がおすすめ
小説の読み放題サブスクはこれで決まり
小説の読み放題サブスクは、
Kindleアンリミテッドで決まり。
掲載数200万冊を誇る最強サブスクは、
小説の読み放題サブスクでも最強です。
こちらの記事で他サービスと比較しています。
詳細を知りたい方はお読みください。
村田沙耶香『コンビニ人間』おすすめ関連記事
あわせて読んで
コメント