- 『国盗り物語』の名言がわかる。
- 『国盗り物語』が読みたくなる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、司馬遼太郎の小説、
『国盗り物語』が読みたくなる名言を紹介します。紹介する名言が、作品と出会うキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。
- 司馬遼太郎『国盗り物語』が読みたくなる名言集・名台詞
- 司馬遼太郎『国盗り物語(一)』 が読みたくなる名言
- 司馬遼太郎『国盗り物語(二)』
が読みたくなる名言
- それら、日本人のすべての氏の総長者が天皇なのである。
- 京の宮廷ほど、性悪な人間をうむ世界はない
- 斎藤道三の名言 「血は毒のようなものでござる。」
- それでもなお支配され足らぬのか神仏まで作って
- 統一の大業を遂げられるはずがない。
- 斎藤道三の名言 「――波こそ、用兵の真髄である。」
- 斎藤道三の名言 「馬鹿も集団になると力だ。」
- 斎藤道三の名言 「人の一生にはな」
- 斎藤道三の名言 「悲しくもあるわい」
- 国家有事のとき、
- 巨大な事業慾ほど、
- 斎藤道三の名言 「善の中に悪あり、悪の中に善あり、」
- なるほど、革命は
- 歴史は、劇的であるといっていい。
- 斎藤道三の名言 「将になるほどの者は、」
- 斎藤道三の名言 「強力の怯者は、非力の勇者に劣る。」
- 歴史が、英傑を要求するときがある
- 岡部又右衛門 「おれも工匠だ。」
- 斎藤道三の名言 「革命児には本来、主人はない。」
- 元来、小説書きというものは、
- 斎藤道三の名言 「気運とはおそろしい。」
- 斎藤道三の名言 「国を奪るためにこの美濃にきた。」
- 斎藤道三の名言 「人の一生も、詩とおなじだ」
- 織田信秀の名言 「おれは天下をとるのだ。」
- あくの強い人間ほど子を可愛がるという。
- 司馬遼太郎『国盗り物語(三)』 が読みたくなる名言
- 司馬遼太郎『国盗り物語(四)』 が読みたくなる名言
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司馬遼太郎『国盗り物語』が読みたくなる名言集・名台詞
司馬遼太郎『国盗り物語(一)』 が読みたくなる名言
●「国主になりたいものだ」 と乞食はつぶやいた。
世は、戦国の初頭。――
「国主になりたいものだ」
と乞食はつぶやいた。
ひとがきけば狂人とおもうだろう。
が、乞食は大まじめである。
事実、この夜のつぶやきは、
日本史が永久に記憶しなければならなくなった。
斎藤道三の名言「が、人間はひとつの種だ」
草の種ならば、種によって
菊にもなれば、雑草にもなる。
が、人間はひとつの種だ。
望んで望めぬことはあるまい
斎藤道三の名言「物乞いはするが」
物乞いはするが、
将来に望みはもって生きておる。
一椀の望みで
夢をうしなうようなやつを、
乞食とはいうぞ
この男の一生は、
道三、つまりこのころの庄九郎、
この男の一生は、
創意工夫のあけくれだったといっていい。
かれが頼る唯一のものは、
自分自身が編みだす工夫以外にないのである。
いい言葉がある。
いい言葉がある。
西洋の軍人のことばだが、
「歴史は、軍人どもが
戦術を転換したがらないことを示している」
というのだ。
職業軍人というものは、
古今東西、頑固な伝統主義であり、
愚にもつかぬ経験主義者である。
太平洋戦争における日本軍の指揮官が、
いったん負けた戦法を
その後もくりかえし使って、
アメリカ軍を苦笑させた。
そういうことをいうのであろう。
が、「しかしながら」
と、この言葉はつづく。
「と同時に、歴史は、
戦術転換を断行した軍人が
必ず勝つことを示している」
人間の関係は
もはや天庵の負けである。
人間の関係は、
一瞬の気合できまるものだ。
斎藤道三の名言「閨の睦言というのは」
閨の睦言というのは、
真実をこめていえばいうほど、
うそじゃ、と。
嘘で彩られていればこそ、
男女の閨というのは美しい。
「英雄」
「英雄」
の定義が、筆者にはまだわからない。
この小説が進むにしたがって、
読者とともに考えてゆくつもりである。
が、男としてその野望に強烈に生きる人物を
英雄とすれば、
道三はまさしくそうであろう。
戦国の英雄というのは
戦国の英雄というのは
奇妙な信仰を心のどこかにもっていて、
自分を地上にくだしたのは
天であるとおもっていた。
一種の誇大妄想狂である。
この「天命」があればこそ、
行為はすべて正義であり、
そういう強烈な正義観がなければ、
誇大さがなければ
とうてい統一の大業は果たせないものだ。
斎藤道三の名言「はて、人の世は」
はて、人の世は舞の手の間のようなものじゃ。
この待っている一呼吸の間で、
吉左右がわかれてゆく
斎藤道三の名言「わしは浮世に絵をかくのだ」
いや、わしは浮世に絵をかくのだ。
絹の上に絵などをかいているひまがない
生きる意味とは
庄九郎の人生には目的がある。
目的があってこその人生だと思っている。
生きる意味とは、
その目的にむかって進むことだ。
そのために悪が必要なら、悪をせよ。
善が必要なら、それを駆使するがよい。
斎藤道三の名言「駈けて駈けて、それがおれの一生だ」
駈けて駈けて、それがおれの一生だ。
蹄にアリがつぶされようと
犬が蹴ころされようと、
かまうものではない。
念仏は弱者がとなえよ
斎藤道三の名言「人間、思いあがらずに」
人間、思いあがらずに
なにができましょうか。
斎藤道三の名言「死は坊主にまかせる」
「されば庄九郎、人間は死ねばどこへゆく。
ひとことで教えてくれ」
「そのこと」
庄九郎は、説得力に満ちた音量でいった。
「坊主にまかせる、任せて考えぬ、
これがサトリでござりまする」
「任せるだけか」
「そのだけに、人間到達できれば、
もはや大覚者でございます。
死は坊主にまかせる、まかせて楽しく生を送る、
それが達人の生き方というものでござりましょう」
斎藤道三の名言「生のあるかぎり」
庄九郎はおもった。
生のあるかぎり激しく生きる者のみが、
この世を生きた、といえる者であろう。
(生悟りの諦観主義者どもは、
いつも薄暮に生きているようなものだ。
わしは陽の照る下でのみ、思うさまに生きてやる)
貴族は、ただ生きているだけでよい。
貴族は、ただ生きているだけでよい。
累代、生きつづけてきた。
しかしやがては、
幾代目かのその首が
血の祭壇に上せられねばならぬのが、
いわば貴族の家系の
この世の役目のようなものである。
司馬遼太郎『国盗り物語(二)』 が読みたくなる名言
それら、日本人のすべての氏の総長者が天皇なのである。
それら、日本人のすべての氏の総長者が天皇なのである。
血族信仰の総本尊といっていい。
だからその存在が神聖とされ、
いかなる権力者も、革命児も、
この存在を否定することができなかった。
京の宮廷ほど、性悪な人間をうむ世界はない
京の宮廷ほど、性悪な人間をうむ世界はないと
庄九郎は思っていた。
富力、武力といった背景がないだけに、
それを持つ連中をあやつったり、
その連中からあやつられたりして
数百年の歴史を経てきた。
――これでも人間か。
とあきれるほど、
煮ても焼いても食えない人間が、
公卿には多い。
斎藤道三の名言 「血は毒のようなものでござる。」
血は毒のようなものでござる。
貧家の兄弟というものは分けあうべき財産がござらぬため
力を協せてはたらき、家名を興すもとになります。
毒も、この場合は薬、というべきものでありましょう。
しかしながら権門勢家の兄弟ほど
油断のならぬものはござりませぬ
それでもなお支配され足らぬのか神仏まで作って
人は、群れて暮らしている。
群れてもなおお互いに暮らしてゆけるように、
道徳ができ、法律ができた。
庄九郎は思うに、人間ほど可憐な生きものはない。
道徳に支配され、法律に支配され、
それでもなお支配され足らぬのか神仏まで作って
ひれ伏しつつ暮らしている。
統一の大業を遂げられるはずがない。
旧来の法をまもり、道徳をまもり、
神仏に従順な者が、
旧秩序をひっくりかえして
統一の大業を遂げられるはずがない。
斎藤道三の名言 「――波こそ、用兵の真髄である。」
――波こそ、用兵の真髄である。
怒涛のごとく打ち寄せ、寄せては退く。
と、庄九郎はかねがねいっていた。
軍事ばかりではない。
人生万事、波の運動をこそ学ぶべきだという。
二頭波頭の紋章は、
斎藤道三の紋所としてのちに
天下著名の紋になる。
斎藤道三の名言 「馬鹿も集団になると力だ。」
馬鹿も集団になると力だ。
それをわすれていた
斎藤道三の名言 「人の一生にはな」
「人の一生にはな」
庄九郎は、いった。
「二度か三度、こういうことがある」
「はい」
少年は、涼やかな表情にもどった。
「そのときにな」
「はい」
「どうするかが、英雄と凡人とのわかれめだぞ」
斎藤道三の名言 「悲しくもあるわい」
「これほど愉快な文句があるものか。
男子とうまれてその生涯を舞台に大事をなそうとする者、
これほどの覚悟がなくてはかなわぬものだ。
生死をわすれ、我執を去り、悪縁を切りすて、
ただひたすらに生涯の大事をおこなうのみだ」
「わかりませぬ。わたくしはただ悲しゅうございます」
「はっははは、わしも、ふと」
「ふと?」
「悲しくもあるわい」
国家有事のとき、
国家有事のとき、
無能と旧弊と安逸主義こそ悪だ
巨大な事業慾ほど、
巨大な事業慾ほど、
巨大な厭世観がつきまとうものだ。
矛盾ではない。
斎藤道三の名言 「善の中に悪あり、悪の中に善あり、」
善の中に悪あり、悪の中に善あり、
悪因悪果をひるがえして善因善果にする者こそ、
真に勇気、智力ある英雄というわい
なるほど、革命は
なるほど、革命は、美と善を目標としている。
すべての陰謀も暗殺も乗っ取りも、
革命という革命家自身がもつ
美的世界へたどりつく手段にすぎない。
革命家にとって、目的は手段を浄化する。
歴史は、劇的であるといっていい。
歴史は、劇的であるといっていい。
なぜならば、この相弟子がのちに主従となり、
さらにのちには本能寺で相搏つことになるのである。
本能寺の変は、道三の相弟子同士の戦いである。
斎藤道三の名言 「将になるほどの者は、」
将になるほどの者は、
心得があるとすれば信の一字だけだ
斎藤道三の名言 「強力の怯者は、非力の勇者に劣る。」
強力の怯者は、非力の勇者に劣る。
城を出たときにすでに死者になったるものと思え。
死勇をふるう者ほど世に強い者はないぞ
歴史が、英傑を要求するときがある
歴史が、英傑を要求するときがある、ときに。――
時に、でしかない。なぜならば、英雄豪傑といった変格人は、
安定した社会が必要としないからだ。
むしろ、安定した秩序のなかでは百世にひとりという
異常児は毒物でしかない。
が、秩序はつねに古びる。
秩序がふるび、ほころびて旧来の支配組織が
担当能力をうしなったとき、
その毒物が救世の薬物として翹望される。
岡部又右衛門 「おれも工匠だ。」
おれも工匠だ。よき仕事のみがおれの相手で、
願主がたれであろうとかまわぬ。
地獄の閻魔大王が閻魔堂を建てろといってやってきても、
おれは建ててやる
斎藤道三の名言 「革命児には本来、主人はない。」
革命児には本来、主人はない。
あるのは、ただ天のみ
元来、小説書きというものは、
元来、小説書きというものは、
自分の住みやすい土地に住んでいる、
つまり自分にとって
人間観察のしやすい町角にすわっている、
というのが自然なことだから、私はこの町がいい。
斎藤道三の名言 「気運とはおそろしい。」
気運とはおそろしい。
庄九郎の信ずるところでは、
「気運が来るまでのあいだ、気ながく待ち、
あらゆる下準備をととのえてゆく者が智者である」といい、
「その気運がくるや、それをつかんでひと息に駆けあがる者を英雄」という。
斎藤道三の名言 「国を奪るためにこの美濃にきた。」
わしはもともと、国を奪るためにこの美濃にきた。
人に仕えて忠義をつくすために来たのではない。
ただの人間とは、人生の目的がちがっている。
目的がちがっている以上、
尋常の人間の感傷などは、
お屋形さまに対しては無い
斎藤道三の名言 「人の一生も、詩とおなじだ」
「人の一生も、詩とおなじだ」
と庄九郎はよくいった。
人生にも詩とおなじく、起承転結の配列がある、と。
「なかでも、転が大事である」
と、言う。
「この転をうまくやれるかやれないかで、
人生の勝利者であるか、
ないかのわかれみちになる」
織田信秀の名言 「おれは天下をとるのだ。」
おれは天下をとるのだ。
天下をとるには善い響きをもつ人気が要る。
人気を得るには、ずいぶん無駄が必要よ。
無駄を平然としてやれる人間でなければ
天下がとれるものか
あくの強い人間ほど子を可愛がるという。
あくの強い人間ほど子を可愛がるという。
つまり自己愛が強烈で、
その自己愛の変形として子を溺愛するのであろう。
司馬遼太郎『国盗り物語(三)』 が読みたくなる名言
名前といえば信長は
名前といえば信長は自分の子供の名も
この男らしい傾斜を帯びたものをつけた。
長男信忠は「奇妙」といい、
三男信孝は「三七」といい、
九男の信貞にいたっては、
人、という名だった。
尋常でない、
傾いた美意識のもちぬしなのである。
織田信長の名言 「喧嘩のコツは」
喧嘩のコツは、
やる前におのれはすでに死んだ、
と思いこんでやることだ。
さすれば怪我をしても痛くはないし、
たとえ死んでもモトモトになる
織田信長の名言 「おれが馬鹿か、世間が馬鹿か」
おれが馬鹿か、世間が馬鹿か、
これは議論をしてもなにもならん。
おれのやりかたで天下をひっくりかえしてみてから、
さあどっちが馬鹿だ、
と言ってみねばわからぬ
斎藤道三の名言 「荏胡麻がほろび」
荏胡麻がほろび
菜種の世になるのかな
斎藤道三の名言 「やがておれの子等は」
めでたいのは、そのほうどもの頭よ。
やがておれの子等は、
あのたわけ殿の門前に馬をつなぐことだろう
斎藤道三について 「蝮といわれるゆえんだろう」
この男はじつは怒りっぽい。
しかし思慮のほうがはるかにふかい。
その怒りを腹中ふかく沈め、
思慮をかさねたあげく、
それを他のものに転換してしまうのである。
蝮といわれるゆえんだろう。
斎藤道三の名言 「ばかげている、と思った。」
ばかげている、と思った。
人智のかぎりをつくした
美濃経営という策謀の芸術が、
なんの智恵も要らぬ男女の交接、受胎、出産という
生物的結果のためにくずれ去ろうとは。
斎藤道三の名言 「その心掛けがなければ天下はとれぬ」
「義戦じゃと?」
道三は目をむいた。
「ふしぎなことを言うものかな。
まさか信長ほどの男が、
左様なうろたえた言葉はつかうまい。
国に帰れば申し伝えておけ、
いくさは利害でやるものぞ。
されば必ず勝つという見込みがなければ
いくさを起こしてはならぬ。
その心掛けがなければ天下はとれぬ。
信長生涯の心得としてよくよく伝えておけ」
「で、ではそれがしなどはどうなりまする」
「そちは平侍じゃ。
いま申したのは大将の道徳、
平侍の道は、おのずから別じゃ。
そちら平侍は義のために死ね」
斎藤道三の名言 「くだらぬ双六だったと思うか」
「あなた様についてあの寺を出たはずでございますが」
「もとのふりだしにもどるわけか」
「はい」
「くだらぬ双六だったと思うか」
「さあ」
「人の世はたいていそんなものさ。
途中、おもしろい眺めが見られただけでも
儲けものだったとおもえ」
「左様なものでござりますかな」
ともかくも若い間は行動することだ。
ともかくも若い間は行動することだ。
めったやたらと行動しているうちに
機会というものはつかめる
と、ふと空しさをおぼえぬこともない。
と、ふと空しさをおぼえぬこともない。
人の一生というのは、
ときに襲ってくる
そういう虚無とのたたかいといってもいい。
足利義輝の名言 「五月雨は」
五月雨は
露か涙かほととぎす
わが名をあげよ雲の上まで
歌はさほどのものではないが、
数え年三十のこの剣術好きの将軍の気概が、
なまなましいまでに出ている。
司馬遼太郎『国盗り物語(四)』 が読みたくなる名言
猫はじゃれてゆくが
(猫でゆく)
と、信長は心魂をさだめた。
猫はじゃれてゆくが、
もともと不逞な小動物だ。
猫の心中、人間に手なずけられている
とは思っていないかもしれない。
存外、じゃれることによって
人間を手なずけたと猫は思っているかもしれない。
信長は、その方法をとった。
織田信長について 「樹間を走り渡る猿の声にどこか似ていた」
樹間を走り渡る猿の声にどこか似ていた。
大名の子だと思った。
自分の声調子を自分で抑制する必要を
経験したことのない男の声である。
明智光秀の名言 「左様、男の志とはそういうものだ。」
左様、男の志とはそういうものだ。
寸尺の地に住んでいても海内を呑む
気概がなければ男子とはいえまい
明智光秀の名言 「これしきの矢弾のなかに」
これしきの矢弾のなかに
身を置いただけであたるようでは、
この明智十兵衛光秀に
もともと天運がない証拠である。
その程度の自分ならばこの櫓の上で亡びよ
将軍というものは
将軍というものは、よほどの器量人か、
よほどの阿呆の君でなければつとまらぬ職だ。
その中間はない
明智光秀の名言 「育ちがわるく無教養な男というものほど」
育ちがわるく無教養な男というものほど、
乱世で勁いものはない。
おれが一思案しているあいだに、
あの男はもう行動している。
織田信長の名言 「あっての人間だ」
「あっての人間だ」
と、信長はいった。
例によって短すぎる言葉だから意味がよくわからないが、
人間の一生にはいろんなことがある、
それがあっての人間だという意味であろう。
「それが五十年の楽しみよ」
織田信長の名言 「木は木、かねはかねじゃ。」
木は木、かねはかねじゃ。
木や金属でつくったものを仏なりと
世をうそぶきだましたやつがまず第一等の悪人よ。
つぎにその仏をかつぎまわって
世々の天子以下をだましつづけてきたやつらが
第二等の悪人じゃ
勇者の声望があれば
勇者の声望があれば
今後政戦ともに仕事がしやすいが、
臆病といわれれば
いかに智略をもっていても人は軽蔑し、
その智略をほどこすことさえできない。
人はわが身の生まれついた性分々々で
それだけはおやめなされませ。
人はわが身の生まれついた性分々々で
芸をしてゆくしか仕方がございませぬ
明智光秀の名言 「世に百姓のうそほど可愛いものはない」
仏のうそは方便といい、
武士のうそは武略という。
百姓のうそは美しく装飾しようにも
装飾する名分がない。
世に百姓のうそほど可愛いものはない
明智光秀の名言 「心知らぬ人は何とも言はば言へ」
心知らぬ人は何とも言はば言へ
身をも惜しまじ名をも惜しまじ
織田信長の名言 「是非に及ばず」
「是非に及ばず」
とのみいった。
信長がこの事態に対して発した
ただ一言のことばであった。
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