小説の名言

司馬遼太郎『国盗り物語』を読みたくなる名言42選

この記事を読むと

2万以上の名言を集めた、
名言紹介屋の凡夫です。

この記事は、司馬遼太郎の小説
『国盗り物語』が
読みたくなる名言を紹介します。

ネタバレがあるかもしれません。
ネタバレを気にしないという方は、
このままお読みください。

名言紹介屋
名言は作品と出会うキッカケになり、
作品は人生を変えるキッカケになる。

ジャンプできる目次

司馬遼太郎『国盗り物語』の
名言集・名セリフ

created by Rinker
¥3,509 (2022/12/07 23:10:40時点 Amazon調べ-詳細)

司馬遼太郎 国盗り物語(一)

created by Rinker
¥742 (2022/12/08 16:53:56時点 Amazon調べ-詳細)

「国主になりたいものだ」
と乞食はつぶやいた。

世は、戦国の初頭。――
「国主になりたいものだ」
と乞食はつぶやいた。
ひとがきけば狂人とおもうだろう。
が、乞食は大まじめである。
事実、この夜のつぶやきは、
日本史が永久に記憶しなければならなくなった。

斎藤道三の名言「が、人間はひとつの種だ」

草の種ならば、種によって
菊にもなれば、雑草にもなる。

が、人間はひとつの種だ。
望んで望めぬことはあるまい

斎藤道三の名言「物乞いはするが」

物乞いはするが、
将来に望みはもって生きておる。

一椀の望みで
夢をうしなうようなやつを、

乞食とはいうぞ

この男の一生は、

道三、つまりこのころの庄九郎、
この男の一生は、
創意工夫のあけくれだったといっていい。
かれが頼る唯一のものは、
自分自身が編みだす工夫以外にないのである。

いい言葉がある。

いい言葉がある。
西洋の軍人のことばだが、
「歴史は、軍人どもが
 戦術を転換したがらないことを示している」

というのだ。
職業軍人というものは、
古今東西、頑固な伝統主義であり、

愚にもつかぬ経験主義者である。
太平洋戦争における日本軍の指揮官が、
いったん負けた戦法を
その後もくりかえし使って、

アメリカ軍を苦笑させた。
そういうことをいうのであろう。
が、「しかしながら」
と、この言葉はつづく。

「と同時に、歴史は、
 戦術転換を断行した軍人が

 必ず勝つことを示している」

人間の関係は

もはや天庵の負けである。
人間の関係は、
一瞬の気合できまるものだ。

斎藤道三の名言「閨の睦言というのは」

閨の睦言というのは、
真実をこめていえばいうほど、
うそじゃ、と。
嘘で彩られていればこそ、
男女の閨というのは美しい。

「英雄」

「英雄」
の定義が、筆者にはまだわからない。
この小説が進むにしたがって、
読者とともに考えてゆくつもりである。
が、男としてその野望に強烈に生きる人物を
英雄とすれば、
道三はまさしくそうであろう。

戦国の英雄というのは

戦国の英雄というのは
奇妙な信仰を心のどこかにもっていて、

自分を地上にくだしたのは
天であるとおもっていた。

一種の誇大妄想狂である。
この「天命」があればこそ、
行為はすべて正義であり、
そういう強烈な正義観がなければ、
誇大さがなければ
とうてい統一の大業は果たせないものだ。

斎藤道三の名言「はて、人の世は」

はて、人の世は舞の手の間のようなものじゃ。
この待っている一呼吸の間で、
吉左右がわかれてゆく

斎藤道三の名言「わしは浮世に絵をかくのだ」

いや、わしは浮世に絵をかくのだ。
絹の上に絵などをかいているひまがない

生きる意味とは

庄九郎の人生には目的がある。
目的があってこその人生だと思っている。
生きる意味とは、
その目的にむかって進むことだ。

そのために悪が必要なら、悪をせよ。
善が必要なら、それを駆使するがよい。

斎藤道三の名言「駈けて駈けて、それがおれの一生だ」

駈けて駈けて、それがおれの一生だ。
蹄にアリがつぶされようと
犬が蹴ころされようと、
かまうものではない。
念仏は弱者がとなえよ

斎藤道三の名言「人間、思いあがらずに」

人間、思いあがらずに
なにができましょうか。

斎藤道三の名言「死は坊主にまかせる」

「されば庄九郎、人間は死ねばどこへゆく。
 ひとことで教えてくれ」
「そのこと」
庄九郎は、説得力に満ちた音量でいった。
「坊主にまかせる、任せて考えぬ、
 これがサトリでござりまする」
「任せるだけか」
「そのだけに、人間到達できれば、
 もはや大覚者でございます。 
 死は坊主にまかせる、まかせて楽しく生を送る、
 それが達人の生き方というものでござりましょう」

斎藤道三の名言「生のあるかぎり」

庄九郎はおもった。
生のあるかぎり激しく生きる者のみが、
この世を生きた、といえる者であろう。
(生悟りの諦観主義者どもは、
いつも薄暮に生きているようなものだ。
わしは陽の照る下でのみ、思うさまに生きてやる)

貴族は、ただ生きているだけでよい。

貴族は、ただ生きているだけでよい。
累代、生きつづけてきた。
しかしやがては、
幾代目かのその首が
血の祭壇に上せられねばならぬのが、

いわば貴族の家系の
この世の役目のようなものである。

司馬遼太郎『国盗り物語(二)』

created by Rinker
¥825 (2022/12/07 23:10:41時点 Amazon調べ-詳細)

それら、日本人のすべての氏の総長者が天皇なのである。

それら、日本人のすべての氏の総長者が天皇なのである。
血族信仰の総本尊といっていい。
だからその存在が神聖とされ、
いかなる権力者も、革命児も、
この存在を否定することができなかった。

京の宮廷ほど、性悪な人間をうむ世界はない

京の宮廷ほど、性悪な人間をうむ世界はないと
庄九郎は思っていた。
富力、武力といった背景がないだけに、
それを持つ連中をあやつったり、
その連中からあやつられたりして
数百年の歴史を経てきた。
――これでも人間か。
とあきれるほど、
煮ても焼いても食えない人間が、
公卿には多い。

斎藤道三の名言
血は毒のようなものでござる。

血は毒のようなものでござる。
貧家の兄弟というものは分けあうべき財産がござらぬため
力を協せてはたらき、家名を興すもとになります。
毒も、この場合は薬、というべきものでありましょう。
しかしながら権門勢家の兄弟ほど
油断のならぬものはござりませぬ

それでもなお支配され足らぬのか神仏まで作って

人は、群れて暮らしている。
群れてもなおお互いに暮らしてゆけるように、
道徳ができ、法律ができた。
庄九郎は思うに、人間ほど可憐な生きものはない。
道徳に支配され、法律に支配され、
それでもなお支配され足らぬのか神仏まで作って
ひれ伏しつつ暮らしている。

統一の大業を遂げられるはずがない。

旧来の法をまもり、道徳をまもり、
神仏に従順な者が、
旧秩序をひっくりかえして
統一の大業を遂げられるはずがない。

斎藤道三の名言
――波こそ、用兵の真髄である。

――波こそ、用兵の真髄である。
怒涛のごとく打ち寄せ、寄せては退く。
と、庄九郎はかねがねいっていた。
軍事ばかりではない。
人生万事、波の運動をこそ学ぶべきだという。
二頭波頭の紋章は、
斎藤道三の紋所としてのちに
天下著名の紋になる。

斎藤道三の名言
馬鹿も集団になると力だ。

馬鹿も集団になると力だ。
それをわすれていた

斎藤道三の名言
人の一生にはな

「人の一生にはな」
庄九郎は、いった。
「二度か三度、こういうことがある」
「はい」
少年は、涼やかな表情にもどった。
「そのときにな」
「はい」
「どうするかが、英雄と凡人とのわかれめだぞ」

斎藤道三の名言
悲しくもあるわい

「これほど愉快な文句があるものか。
 男子とうまれてその生涯を舞台に大事をなそうとする者、
 これほどの覚悟がなくてはかなわぬものだ。
 生死をわすれ、我執を去り、悪縁を切りすて、
 ただひたすらに生涯の大事をおこなうのみだ」
「わかりませぬ。わたくしはただ悲しゅうございます」
「はっははは、わしも、ふと」
「ふと?」
「悲しくもあるわい」

国家有事のとき、

国家有事のとき、
無能と旧弊と安逸主義こそ悪だ

巨大な事業慾ほど、

巨大な事業慾ほど、
巨大な厭世観がつきまとうものだ。

矛盾ではない。

斎藤道三の名言
善の中に悪あり、悪の中に善あり、

善の中に悪あり、悪の中に善あり、
悪因悪果をひるがえして善因善果にする者こそ、
真に勇気、智力ある英雄というわい

なるほど、革命は

なるほど、革命は、美と善を目標としている。
すべての陰謀も暗殺も乗っ取りも、
革命という革命家自身がもつ
美的世界へたどりつく手段にすぎない。
革命家にとって、目的は手段を浄化する。

歴史は、劇的であるといっていい。

歴史は、劇的であるといっていい。
なぜならば、この相弟子がのちに主従となり、
さらにのちには本能寺で相搏つことになるのである。
本能寺の変は、道三の相弟子同士の戦いである。

斎藤道三の名言
将になるほどの者は、

将になるほどの者は、
心得があるとすれば信の一字だけだ

斎藤道三の名言
強力の怯者は、非力の勇者に劣る。

強力の怯者は、非力の勇者に劣る。
城を出たときにすでに死者になったるものと思え。
死勇をふるう者ほど世に強い者はないぞ

歴史が、英傑を要求するときがある

歴史が、英傑を要求するときがある、ときに。――
時に、でしかない。なぜならば、英雄豪傑といった変格人は、
安定した社会が必要としないからだ。
むしろ、安定した秩序のなかでは百世にひとりという
異常児は毒物でしかない。
が、秩序はつねに古びる。
秩序がふるび、ほころびて旧来の支配組織が
担当能力をうしなったとき、
その毒物が救世の薬物として翹望される。

岡部又右衛門
おれも工匠だ。

おれも工匠だ。よき仕事のみがおれの相手で、
願主がたれであろうとかまわぬ。
地獄の閻魔大王が閻魔堂を建てろといってやってきても、
おれは建ててやる

斎藤道三の名言
革命児には本来、主人はない。

革命児には本来、主人はない。
あるのは、ただ天のみ

元来、小説書きというものは、

元来、小説書きというものは、
自分の住みやすい土地に住んでいる、
つまり自分にとって
人間観察のしやすい町角にすわっている、

というのが自然なことだから、私はこの町がいい。

斎藤道三の名言
気運とはおそろしい。

気運とはおそろしい。
庄九郎の信ずるところでは、
「気運が来るまでのあいだ、気ながく待ち、
 あらゆる下準備をととのえてゆく者が智者である」といい、
「その気運がくるや、それをつかんでひと息に駆けあがる者を英雄」という。

斎藤道三の名言
国を奪るためにこの美濃にきた。

わしはもともと、国を奪るためにこの美濃にきた。
人に仕えて忠義をつくすために来たのではない。
ただの人間とは、人生の目的がちがっている。
目的がちがっている以上、
尋常の人間の感傷などは、
お屋形さまに対しては無い

斎藤道三の名言
「人の一生も、詩とおなじだ」

「人の一生も、詩とおなじだ」
と庄九郎はよくいった。
人生にも詩とおなじく、起承転結の配列がある、と。
「なかでも、転が大事である」
と、言う。
「この転をうまくやれるかやれないかで、
 人生の勝利者であるか、

 ないかのわかれみちになる」

織田信秀の名言
おれは天下をとるのだ。

おれは天下をとるのだ。
天下をとるには善い響きをもつ人気が要る。
人気を得るには、ずいぶん無駄が必要よ。
無駄を平然としてやれる人間でなければ
天下がとれるものか

あくの強い人間ほど子を可愛がるという。

あくの強い人間ほど子を可愛がるという。
つまり自己愛が強烈で、
その自己愛の変形として子を溺愛するのであろう。

『司馬遼太郎』のおすすめ本8冊がわかる名言70選

この記事を読むと 『司馬遼太郎』の名言がわかる。 『司馬遼太郎』のおすすめ作品がわかる。 読みたい小説が見つかる。 2万以上の名言を集めた、 名言紹介屋の凡夫です。 この記事は、 『司馬遼太郎』の お ...

続きを見る

この本+5冊が半額で買える!!
6回使える50%OFFクーポン配布

eBookJapanに登録する

初回ログインの方限定。最大500円まで割引

この本が無料で読める!
読書が苦手なら本を聴け
朗読、緑川光ってマ?

ラジオを聴くように本が読める
無料体験を利用してタダで聴こう。

Audible1か月無料体験

※いつでも解約可能。退会後も聴けます。

【50%OFF~】小説Kindleセールからおすすめ作品紹介

この記事は2022年9月8日時点で 確認した半額以下になっている 小説Kindleセール情報を まとめて紹介します。 これだけ読めば見逃さない! Kindleセール情報まとめ記事 注意事項:Amazo ...

続きを見る

小説の読み放題サブスクは
この3つから選べ!!

小説をたくさん読める!
おすすめのサブスクを3つ紹介します。
この中から選べば間違いないです。

詳細を知りたい方はこの記事を読んでください。

【最新版】小説の読み放題サブスクはこの3つから選べ!!

小説を読みたくなる名言を紹介している凡夫です。 小説をたくさん読むから、 読み放題サービスに加入したいけど、 たくさんあってどれを選べばいいかわからん。 という方に小説をたくさん読める! おすすめのサ ...

続きを見る

おすすめ小説サブスク

サブスク月額特徴とキャンペーン

Kindle Unlimited
980円200万冊が読み放題
掲載数最強サブスク
雑誌や写真集など
幅広いジャンルを網羅している。
30日間無料体験
BOOK☆WALKER
836円文庫・ラノベが
1万冊以上が読み放題
KADOKAWAが運営する
電子書籍サービス
KADOKAWAといえばラノベなので、
ラノベ最強サブスク
30日間無料体験
コミックシーモア1,480円2つのコースがあり、
読み放題フルは
10万冊が読み放題
小説・ラノベは2,000冊
マンガはもちろん、
BLや女性向け作品が強い
マンガを中心に
色々読みたい人におすすめ
7日間無料体験
【2022年版】おすすめ小説50冊がわかる名言集

この記事を読むと 名言紹介屋が選んだ 『おすすめ小説』がわかる。 『小説』の名言がわかる。 読みたい小説が見つかる。 1万以上の名言を集めた、 名言紹介屋の凡夫です。 この記事は、 『おすすめ小説』の ...

続きを見る

聴く読書をはじめよう

  • 読書が苦手でもラジオを聴くように
  • 運転中でも満員電車の中でも
  • 老眼で本が読みづらくても
  • Audibleなら読書ができる
  • この記事を書いた人
  • 最新記事

名言紹介屋ぼんぷ

名言でおすすめ本を紹介する人┃集めた名言2万以上┃名言をキッカケに読書沼にどっぷり沈む→図書館職員→読書沼に引きずり込むためブログとSNS開設┃『名言は作品と出会うキッカケになり、作品は人生を変えるキッカケになる』をモットーにおすすめ作品が見つかる名言ブログを運営

-小説の名言
-司馬遼太郎, 歴史・時代小説, 戦国時代