- 『坊っちゃん』の名言・名セリフがわかる。
- 『坊っちゃん』の魅力がわかる。
- 名言をキッカケに小説が読みたくなる。
2万以上の名言を集め、読みたい本が見つかる名言集ブログでお馴染みの、名言紹介屋の凡夫です。
この記事は、夏目漱石の小説、
『坊っちゃん』が読みたくなる名言を紹介します。紹介する名言が、本を読むキッカケになれば嬉しいです。
ネタバレの可能性があります。
ネタバレを気にしないという方は、このままお読みください。
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夏目漱石『坊っちゃん』が読みたくなる名言集・名台詞
『坊っちゃん』の冒頭
親譲りの無鉄砲で
子供の時から損ばかりしている。
小学校に居る時分
学校の二階から飛び降りて
一週間程腰を抜かした事がある。
きのう着いた。つまらん所だ。
きのう着いた。つまらん所だ。
十五畳の座敷に寝ている。
宿屋へ茶代を五円やった。
かみさんが頭を
板の間へすりつけた。
このままに済ましては
このままに済ましては
おれの顔にかかわる。
江戸っ子は意気地がない
と云われるのは残念だ。
宿直をして
鼻垂れ小僧にからかわれて、
手のつけ様がなくって、
仕方ないから泣き寐入りにした
と思われちゃ一生の名折れだ。
これでも元は旗本だ。
旗本の元は清和源氏で、
多田の満仲の後裔だ。
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考えてみると世間の大部分の人は
考えて見ると世間の大部分の人は
わるくなる事を
奨励しているように思う。
わるくならなければ
社会に成功はしないものと
信じているらしい。
たまに正直な純粋な人を見ると、
坊っちゃんだの小僧だのと
難癖をつけて軽蔑する。
新聞程の法螺吹きはあるまい。
新聞なんて無暗な嘘を吐くもんだ。
世の中に何が一番
法螺を吹くと云って、
新聞程の法螺吹きはあるまい。
自分の好きなひとは必ず
自分の好きなひとは
必ずえらい人物になって、
きらいなひとはきっと
落ちぶれるものと信じている。
箆棒め、先生だって
箆棒め、先生だって、
出来ないのは当たり前だ。
出来ないのを出来ないと云うのに
不思議があるもんか。
人間は好き嫌で働くものだ。
金や威力や理屈で
人間の心が買えるものなら、
高利貸でも巡査でも大学教授でも
一番人に好かれなくてはならない。
中学の教頭位な論法で
おれの心がどう動くものか。
人間は好き嫌で働くものだ。
論法で働くものじゃない。
感謝と関連記事の紹介
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